34 道具箱
34.1 基本的な関数
34.1.1 現在の状態を知る
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R.Version(), R.version, R.version.string: R のバージョンの情報を出力します
R.Version(): は、list 形式で詳細を出力しますR.version: は、テキスト形式で詳細を出力します(括弧付きではありません)R.version.string: は、テキストで、たとえば、“R version 4.3.0 (2023-04-21)” などと出力します。基本的には、この情報で十分です。
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Sys.getenv(): 環境変数の値を返しますほとんどの基本的なシステム環境変数を出力します。
EDITOR, HOME, LANG, LOGNAME, PAGER, PATH, USER などなど
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getwd(): 現在の R の絶対パスを出力します- Project を設定しているときは、Project のパスを基準としています
data(): 読み込んでいる(使用可能な)データのリストを出力します-
ls(): 現在のオブジェクトのリストを、文字列ベクトルとして出力します- Environment タブからも確認できます
tidyverse_packages(): tidyverse パッケージ群のパッケージ全体を表示します。-
tidyverse_conflicts(): tidyverse パッケージ群とぶつかっていて使えなくしている機能を表示します。- library(tidyverse) でも表示されますが、その後、読み込んだパッケージとの衝突情報も表示します。
tidyverse_deps(): tidyverse パッケージの依存情報を表示しますtidyverse_update(): tidyverse の更新情報を表示します。何を 更新すべきかを教えてくれます。