11 e-Stat 日本の政府統計

11.1 概要

基本的なデータベースは、「社会・人口統計体系」から見ることができます。一覧表示も可能ですが、まずは、リンクから階層形式で見ると、都道府県別データと、市町村別データに分かれています。また、それぞれが、基礎データと社会統計指標に分かれ、さらに、それぞれが、

11.2 データベース

たくさんの統計が掲載されています。ダッシュボードは、そのうちのいくつかを見やすいように、グラフによって視覚化されています。

まず、e-Stat 政府統計の総合窓口に行くと、右上の若葉マークに使い方が書かれていますから、それを読むのがお勧めです。ここには、詳細は書きません。

まず「すべて」(政府統計一覧)では、すべての統計情報を見ることができ、検索もできます。左の帯に、データベースと、ファイルとありますが。基本的に、API を使って、データを読み込むことができるようになっているのが、データベースです。

その下には、統計分類(大分類)として、トピックごとに分類されたものを調べるものがあります。これは、トップページの「分野」と大体対応しています。その下には、組織で調べる、統計の種類で絞り込み、政府統計名で絞り込み、提供周期で絞り込み、調査年で絞り込み、調査月で絞り込み、50音で絞り込み、統計表フォーマットで絞り込み、集計地域区分で絞り込みと続きます。

まずは、統計の種類から、基幹統計を見てみましょう。ここからも見ることができます。全部で61のデータベース、64のファイルと書かれて、国勢調査や、人口推計、労働力調査、家計調査、学校基本調査などが並んでいます。

11.2.1 家計調査

家計調査をみてみましょう。家計調査についての説明がありますが、その下の、二人以上の世帯、年次を見てみます。費目分類010 品目分類(2020年改定)(総数:金額)のDB(データベース)をみてみましょう。

表が現れます。

左の方にある、表示項目選択を開きます。

時間軸:すべて解除して、最新の2022のものだけ選択します。

左の方にある、レイアウト設定を開きます。

ページ上部:表章項目、世帯区分、時間軸(年次)

列:費目分類

行:地域分類

確定させてもとに戻ると、それぞれの項目のそれぞれの地域の平均消費額がわかります。一番上には全国平均が載っています。

たとえば、二人以上の世帯の、この調査における平均世帯人数は、2.91人、消費支出3,490,383円、牛乳の支出15,001円などと出ています。

11.2.1.1 補足

統計表としてではありませんが、家計調査からのランキングのようなものも、公開されています。ご興味のあるかたはみてください。

家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均)

ただし、このランキングの下になっているデータを探そうとすると、なかなか大変です。

11.3 ダッシュボード

何種類かのグラフを見ることができると同時に、右の方に、時系列表とあり、これから、データをダウンロードできるようにもなっています。

人口ピラミッド

人口ピラミッドを見てみましょう。1920年からの人口ピラミッドを見ることができます。また、日本の全体だけではなく、都道府県、市町村、世界の国々についても見ることができます。ピラミッドの形が変わっていく様子、戦争などで、急激に変化する様子なども、見ることができます。

また、それぞれの個々のグラフのデータをダウンロードすることができます。全体のデータを一括ダウンロードできると良いと思うのですが。

11.4 API

11.5 estatapi 利用概要

CRAN estatspi URL: https://CRAN.R-project.org/package=estatapi

11.5.1 アプリケーションIDの設定

appId <- " " # 私のものは、英数40文字