1月 7日
「理解から納得へ」
鎌島一夫教授(物理学)
概要
- 「理解」と「納得」
- 「理解」は、わかること、意味していることを受け入れること、「納得」は、本当にそうなんだと深く受け止めること、もっともだと認めること、などと辞書にあるが、まず、理解、そして、納得。深い理解へと、教師も学生も努力することが必要。
- 入学案内に、「専門科目では、理解、イメージ作り、訓練、一般教育科目では、考えることにおもきをおいて」と書いているが、理解、納得の形は違うがそれぞれのレベルで、「理解」から、「納得」を考えて授業を進めている。
- 成績評価における取り組み
- 授業においては、成績の評価をどのようにするかも非常に重要である。
- 試験についてはさまざまな方法を試みて来ているが、試験とともに個別のインタビューをすることも、続けて来ている。
- 柿内賢信先生(東京大学の物性研究所から、ICUに来られた)の方法の紹介
- 「いけにえ方式」
日替わりで指名した学生との対談形式、学生は何も持たずに Defense する。
- 試験は「封筒方式」
番号の書かれた封筒に順次ヒントが書かれている。わからなかった学生はテスト中に順次ヒントの封筒を空けて問題を解いていく。
(文責:鈴木寛)
このページの最初へ
科学教育特論のページへ