Last Update : March 3, 2004
Calculus II
微分積分学 II
2003年度:通信欄メッセージ :
- (1)この授業を受講した理由。
(2)この授業に期待すること。要望。
- (1)ICU または ICU ○○学科を選んだ理由。
(2)ICU を卒業してからの夢。その他何でも。
- あなたにとって一番たいせつな(または、たいせつにしたい)もの、ことはなんですか。今年一番たいせつにしたいことは? そのほか、何でもどうぞ。
- パソコンや携帯電話など便利なものがどんどん普及していますが、これらは生活を豊かにしているのでしょうか。便利なものとどうつき合っていくのが良いのでしょうか。その他なんでもどうぞ。
- 最近感激したこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、不思議に思うこと、今、怒っていること。
- (1)自然科学や工学に携わる人以外(いわゆる文系の人)が、科学や数学を学ぶ意義は何でしょうか。
(2)自然科学や工学に携わる人が、人文科学や社会科学を学ぶ意義は何でしょうか。
- 国際人(World Citizen)とは。ICU のそして自分の「国際性」にとって必要なこと。
- 聖書を読んだことがありますか。キリスト教について、ICU の「C」について。
- (1)この授業について。特に改善点について。
(2)ICUの教育一般について。特に改善点について。
この欄は QUIZ(小テスト)等における通信欄での受講学生とのやりとりを記録したものです。返事を書いて翌週に返却していますが、わたしからのメッセージの一部をまとめたものも掲載することとしました。何か問題がありましたら、鈴木寛 hsuzuki@icu.ac.jp まで御一報下さい。
QUIZ1 : (1)この授業を受講した理由。
(2)この授業に期待すること。要望。
- (1) 高校の時は物理、一般的な科学にとても興味があり、科学者になりたかったので。
- (1) Advanced な数学に触れてみたかったです。
(2) 数学が多少なりとも使いこなせるようになりたいです。
- (1) 物理専攻で、必要だと言われたから。
- (1) 物理を専攻する予定なので、Cal II は必要だから。
(2) 要望は特にありません。あえて言うとするならば、わかり易いと嬉しいです。
- (1) 経済学専攻で大学院進学が決まっているが、進学後必要だから。
(2) 多変数の扱いをマスターすること。微積の基本的な枠組みを理解すること。
- (1) Foundation の単位として。
(2) 厳し過ぎず甘え過ぎず。
- (1) 大学院で必要だから。同様の有機化学を取ろうとしたがわけがわからなかったので。どちらも院へ行ってからでも大丈夫だけど、今のうちに取っておきたいから。
(2) とりあえず微分・積分を思い出したい。そして自分の分野で使う可能性があるところはマスターする。宿題は初っぱなから苦労しました。
- (1) 去年おとしました。その後、物理の力学 I で偏微分がいまいちわからずやっぱりちゃんと取ろうと思った。
- (2) できるだけゆっくり具体的に授業をすすめて下さい。あと字は大きめに。
- (1) 他の授業 (Bio, Chemi, Physics) の理解のためにとりました。わかりやすく、よろしくお願いします。
- (1) 大学でも理科系の勉強も続けたかったから。高校以来、微積分がよくわからず、わからないまま終わってしまうのももったいないから。文章読解やレポート作成で意外に応用がきくから。
(2) 一番最後に板書した黒板を消すのを一番最後にしてもらえるとありがたいです。
- (1) 経済学で必要だから。
- こんにちは、今学期もよろしくお願いします。
(1) この授業は、経済学専攻のためにとりました。鈴木先生も好きだし。
(2) 「むずかしくなく、わかりやすく」を期待しております。
- (1) 数学専攻。
(2) 本には書いていないような数式が具体的にイメージできるような講義をしてほしい。
- (1) 数学をわかるようになりたいから。物理の勉強に大切だから。
(2) ホームページからアメリカの大学の Calculus コースが見られると助けになると思います。今の Quiz をとけると思ったのですが、まだたくさんわからないことがあると気がつきました。質問をしたいと思います。
- (1) 必要だと思ったから。
(2) わかりやすい授業、質問しやすい環境。
- (1) 化学を専攻する上で必要だと言われ、受講。また微分積分が苦手なので、敢えて受講することで復習するチャンスを作ってみた。正直やはり苦しい。
(2) 高校で数III・数C(微分積分・行列)を勉強しなかったから、初回の講義のような丁寧な講義を続けてほしい。
- (1) 文系分野でも必要視されているので、今後もしものために。また、コンスタントに数学に触れていたいため。
(2) 例など多くやって具体的な考え方も授業の中で示してほしい。Quiz の期限が早すぎるのでもっと余裕を持たせてほしい。
- (1) 数学は特に学んで損のない学問だと思うから。
(2) この授業形態は好きです。特に、フォローがあるのが好きです。(プリントの再提出。)公平・公平と言って点数だけで判断するのは、普通ですが、やはりそれなりのフォローがないとあまりに人間として冷たい気がします。
- (1) 化学を専攻するなら必要だと思ったし、言われたから。
(2) この宿題のように締めきりが早すぎるのはできれば少なくしてほしいです。取り組める時間がとても限られてしまうので。
- (1) やりたいから。
(2) わかりやすさ。
- (1) 生物専攻のモデルコースに入っていて、線形代数 I と迷ったがアドバイザーにすすめられたから。でも cancel しようかまよっている。あと、院進学を考えているなら、取った方が無難と言われたから。
(2) 数学的理論に終始せずに、なるべく reality と結びつけてイメージがわくような授業をしてくださると嬉しいです。
- (1) 必要だから&苦手をこくふくするため。
(2) 多少内容量が多くなってしまっても構わないので、教わった知識がそれぞれ結びつくようなキチンと自分のものになるような授業になればなぁと思います。
- (1) 物理専攻で必要かつ、鈴木先生は先輩がオススメだと言っていたから。
(2) 深く Cal II を学びたいです!! 宜しくお願い致します。
- (1) Cal II の内容を理解しておくことが、これから取る他の授業に必要だったから。
(2) 問題の「とき方」よりも「考え方」を教えてほしい。
- (1) 専攻(物理)に必要らしいから。
(2) とにかくわかりやすく直観的に。教科書は証明がなく、ひたすら定理とそれを利用した計算ばかりであまりおもしろくない。(特に Cal I のとき)けれど、要するに何が確かめられたのか、実感できない証明、何を言いたいのか分からない定義ばかりの硬い本も読みづらいので、その間を埋めるのを助けてもらえると良いと思う。
- (1) 数学が好きなので…。物理か数学を専攻しようかなと思っているので、Cal II は必須だと思ってのことです。
(2) 微積の理論をわかりやすく解説していただければ…。あとは微積のおもしろいところ。少し脱線してしまっても関連した興味深いことがあれば教えて頂きたいです。
- (1) この後必要な知識がえられると聞いたから。
(2) Quiz の Due Time をもう少し遅くして下さい!是非にとも !
- (1) Cal I が意外とおもしろかったので。
(2) その日に授業でやることをはっきりさせてほしい。理解するべきポイントをはっきりさせてほしい。
- (1) 将来必要になると思うから。
(2) 使える数学を身につけたいです。
- (1) モデルスケジュールに書いてあったため。また大学院へ進学する際に必要な場合があると聞いたため。
- (1)&(2) 正直にいえば、単位上必要だったから。ということになります。でも、私はもともと微積、計算が好きで特に立体への応用が好きです。ですから、立体をあつかってもらえるとうれしいです。それから極限について詳しく説明してもらえればとてもありがたいです。
- (1) 取らないと卒業できないからです。
(2) 数学の楽しさを教えて下さい。
- (1) 高校では習わない微積を学んでみたかったから。
(2) 単に計算するのだけでなく、どういうことをしているのかを図形的に理解したい。
- (1) 専攻は数学じゃないが、他の教科でも微積は必要だから。
(2) 特になし。
- (1) 専攻(生物)で必要だから。
(2) 楽しくやりたい!! 解ける喜びを味わいたい。
- (1) 単位のため。
(2) Quiz を翌日にするのはやめてほしい。せめて二日後だとうれしいです。他の授業もあるので。がんばりますんでよろしくです。
- (1) 必要だといわれたので。
(2) 分かるようになる授業。Quiz は良い復習になるので好きです。
- (1) 数学専攻で、数学がおもしろいから。
(2) 微積のちょっと高度な考え方を教えてもらいたいです。
- (1) 生物を専攻したいから。
(2) わかりやすく早くないクラス。
- (1) 物理専修であるから。あと偏微分に興味があった。
(2) Calculus II の範囲がどのように science に役立つかが知りたい。
- (1) 中途半端に Cal I だけでは、院に行くのに困ると思ったため。
(2) 授業(講義)中に理解したいです。がんばりますのでよろしくおねがいします。
- (1) Calculus I を受講したので Calculus II も取ろうとおもいました。
(2) 最初の授業の説明がすごくわかりやすかったので、同じように説明をしていってください。
- (1) 専攻が生物予定ですが、リトリートで必須と言われたので。
(2) 後の授業で役に立つだけの力を身につけたい。
- (1) 生物や物理などをするのに必要だし、数学もおもしろいと思ったから。
(2) わかりやすい授業。
- (1) 数学を学びたかったから。
(2) 微積 I をとっていないので、わからないこともあると思うが、最終的には微積をマスターしたい。P.S. 今日は誕生日なので、採点はおてやわらかにお願いします。
- (1) 生物に必要だから。
(2) 講義がわかりやすくて良かったです。
- (1) 専攻は生物ですが、数学というのはどんな科学をべんきょうするにも基礎となる学問だと思ったので、受講することにしました。実際どれ程役にたつかわからないですが、数学を忘れないため、理論的思考を身につけるためにいいと思います。
(2) 昨日の授業で超満足です。ICU であんなに inspire されて同時に深い理解のできる授業をうけたのははじめてです。大学の教授/授業というものは生徒の学びを補助し、モチベーションを高めるためにあるものだと思っています。
- (1) 化学専攻なので…。
(2) Cal I で習ったことでも軽く説明をしてほしいです。
- (1) math major だから。
(2) わかりやすい授業。質問しやすい。
- (1) Calculus I は高校の復習でしたが大学レベルの数学の授業を受けてみたかったから。
(2) ベクトルを習ったことがないので、とても難しいです。
- (1) 私は数学が好きなので微分積分と線形代数の両方を取りました。
学生へのメッセージ
- メッセージどうもありがとう。この授業を受講した動機もみなさん違いますね。今年の Cal II は受講生が80名を超えています。期待にすべて応えるのは難しいと思いますが、いろいろな背景と期待を持った人が受講していることは理解して授業をしていくつもりですので、よろしくお願い致します。このメッセージ欄は皆さんにもクラスにいろいろな人がいることを知ってもらう意味もあります。いろいろな違った背景の人と、違った思いをもって一つの科目を勉強するのはそれだけでおもしろいですね。
- Quiz の締めきりのこと何人かの方が書いていましたね。木曜に出して、金曜というのは大変ですね。特に、木曜の夜に毎週バイトがあったり、クラブが遅くまであったり、実験で遅くなったりすると大変だと思いますが、いろいろ考えてこのスケジュールにしています。基本的に授業の内容を確認することが目的ですから、早いにこしたことが無いですよ。よけい授業を真剣に聞くことができると思います。それと何より大きいのは、金曜日、土曜日は、演習の問題を解いてもらいたいという期待があります。月曜日が締め切りだと、どうしても Quiz を週末考えることになるでしょう。または、週末まで取っておくことになるかもしれない。Quiz を考えたことを動機付けとして、演習問題を解いて下さい。そして分からない問題を、月曜または、水曜日の演習で聞いて下さい。演習の時間にはじめて演習の問題を見るようなことは無いようにして下さいね。確かに、この授業だけではなく他にも授業があるわけですから大変です。無理せず、途中まででも出して、あとから十分考えたものを出すのも大切なことです。十分時間をかけて考えることは重要ですが、演習などを通して、理解出来ることも多いものです。期末テストが150点で配点が大きくなっています。それを目標に十分理解していって下さい。Quiz はステップごとの理解を助ける小道具です。そしてそれが大人数のクラスで私とのコミュニケーションツールでもあります。採点し、メッセージに返事を書き、メッセージをホームページに載せ、答えもなるべく公開して、次の週には Quiz を返却していく予定ですので、ご理解の程よろしくお願い致します。
- Calculus は基本的には計算です。しかし、Calculus I の時と比べると、理論的な部分が少しずつ増えてくると思います。Calculus I はこのようにすれば絶対に計算ができるというようなアルゴリズム(算法)の習得の部分が多いですね。たとえば有理関数(多項式分の多項式の形の分数関数となっているもの)の積分などです。ある手順を追えばいつでもできることを確認し、それを実際にやってみることが多くなっています。Calculus II は計算といっても算法とは少し趣の違ったものがたくさんできています。なぜそうするのか、式の意味もセットで考えることが多くなるからです。しかし同時に純粋理論的なことはまだ出てきません。それは、数学通論 I-II-III (Basic Concepts in Modern Mathematics, 通称ベーコン) で勉強します。べつに数学を専修しない方でも、少し理論的なことをしっかり勉強したいという方は、春学期から 数学通論 I-II-III を受講して下さい。これぞ大学の数学という感じのものがそこから始まります。
QUIZ2 : (1)ICU または ICU ○○学科を選んだ理由。
(2)ICU を卒業してからの夢。その他何でも。
- (1) 理系教科の勉強を続けたかったからです。
(2) まだ分かりません…。
- (1) 進路がまだ決まっていなかったので、将来選択肢が多い大学を志望しました。
(2) きちんと社会貢献できる大人になること。
- (1) 正直に言うと受かったからです。ICU を受けたのは ELP と国際活動に興味があったからで、IS を選んだのは ICU は一番 IS が優れているからと思っていたから。
(2) 経済と数学のスペシャリストになりたい。
- (1) 文系科目も勉強したかったから。試験に受験勉強が(あまり)いらないから。
- (1) ICU を受けたのは友達に一緒に受けようと言われたので(正直言って、それまで ICU の存在自体知りませんでした…)。本命の某国立大に落ちたので ICUに来ました。でも結果的には良かったと思います。
(2) お金持ちになること。両親にぜいたくをさせてあげたいです。ICU に来たことで、金銭的に多大な負担をかけてしまったので。
- (1) 理学科を選んだのは Bio がやりたかったから。ICU を選んだのは、日本にあって liberal arts だったから。
(2) とりあえず大学院。そしたら何か研究職。
今回も guess ばかりでした。セオリーでは分かっても実践できません…。只今 6:00 am になりました。あーもう分からないです。
- (1) 広いキャンパスに憧れて。生徒が積極的に参加出来る授業にみせられて。
(2) 宝くじで3億円当てる。
- (1) ICU を選んだ理由:日程的に受けやすかった。試験問題が IQ テストのようで興味を持った。今は大好きです。
(2) 京都の院に行きたい。
- (2) 生物学者になりたいのですが、ICU 生でも学者になれますか?あまり専門的な学校ではないですよね。
- (1) ICUを選んだ理由:リベラルアーツ…専門を早く決めなくて良かったから。履修の自由度が非常に高いから。大学選択時、第一希望哲学、第二希望生物という文理に分かれてしまっていたから。
Humanities を選んだ理由:哲学を専攻出来るから。生物学と学科間専攻して生命倫理について…と考えたことも。
(2) 職業的な夢は、はっきりしていない。食・農・教育・環境あたりの仕事に携われたら。
卒業してから:卒業までと問わず、主体的に判断できる、想像力を大切にするような人でありたい。
- (1) パンフを見たときにいーなーと感じた。あとは、英語を tool として、授業に魅力を感じた。ちょうど ICU を知ったとき、高校の英語の授業にいきどおりを感じていて(笑)
SS を選んだのは、本当は IS 志望でしたが、第二志望の SS で受かりました。でも今考えると SS で良かったと思います。
(2) 卒業したら就職して、寿退職することが夢です。で、子供は2人(2,3才ぐらいの差)で、長男→長女の順でうむ。で、子供が大きくなったら、また働く。
- (1) どの学科でも自由に授業を選べて、いろいろなことを学べると思ったから。理学科にしたのは、理系だったから、理学科しか行けないと思いこんでいたから。
(2) 音楽に関係した職業。
- (1) 英語と日本語の勉強が同時にできるから。物理は basic な自然の勉強ができるから。大学院ではいろいろな勉強に役に立つ。
(2) 大学院に行って博士論文を書いて、それで、会社で経験してから、自分の会社を作る。家族を持って幸せな生活をすること。
- (1) 理系科目だけでなく、文系科目も同時に勉強したかった。
(2) 1. 院に行く。2. 教職のような仕事をするか、研究者になるか、科学館をつくりたい。
- (1) 専門としたい分野以外も学べるというイメージがあったため。
(2) 国立の大学院進学。豊かな老後。
- (1) まわりからすすめられて、自分も ICU に入りたいが、ICU も自分みたいな人間がほしいだろうと思ったから。
(2) ?
- (1) 入試で数学を解かなくてもよかったから。
- (1) 英語力を伸ばしたかったし、雰囲気と campus がとても好きだったから。結果的には、第一希望の国立に落ちたから。
- (1) よく分からない。どうしても行きたい学校があって、昨年一回受かったのにわざわざけって浪人までしたのに。結局今年 ICU に来てる。疲れたのかもしれない。ICUh 出なので。
(2) 卒業してからというか、する前でもいいからドイツに行きたい…。なんとなく。(働きながら研究できる制度が発達しているらしいし)そして勉強と仕事が両立できる(うまくかみ合う)生活がしたい。
- (1) 国際的に活躍する scientist になりたかったから。
(2) アメリカの graduate university of mechanics of aeronautics and space? を出て、飛行機 or space shuttle を設計したいです。
- (1) 見学に来ておもしろそうだったから
(2) 未定。
- (1) ICU を選んだのはやりたいことが一つに絞れなかったからで、NS にしたのは数学が苦手なのであとから NS に変えるのは難しそうだと思ったため。
(2) 大学で一番やりたい事を見極めて、院でそれをもっと掘り下げて研究できたら良いのにと思います。でもどちらも難しそうです。
- (1) ICU 以外にいいところ受からなかった…というのも本音ですが、入試形態とか、リベラルアーツ教育というのが、多分自分にはあってるなぁと思ったからです。理系文系がどうしても選べなかった自分としては幅広く学べるというのがとても魅力的に思えたので…。理系の勉強の方が独学は難しいかなと思い理学科へ。
(2) 具体的には考えていませんが、まぁ職業は自分に合ってるものをお金を稼ぐ手段としつつ、好きな勉強をずっとやっていけたらなぁー、と思います。
- (1) 理科系の勉強をしてみたかったが、それ一辺倒でいきたくなかったから。転科・GE が魅力。だが少々期待外れ?
(2) コピーライタになれれば、と妄想しています。
- (1) ICU に来た理由:第一は京大(理)でした。今は ICU に来て本当に良かったと思います。
(2) 夢:教えること、研究するのが好きなんで、大学の先生になりたいです。主に理論物理をする予定ですが、化学と生物も好きです。ICU を卒業したら、京都の大学院に行きたいです。でもドイツ・イギリス・アメリカの大学にも行きたいです。
- (1) ELP! バカ山! 大学で勉強したかったから。
(2) 日本の教育(特に中学とか高校)を変えること。
- (1) ICU NSを選んだ理由:東大理II とICU どちらかに行きたかったが、東大入試で受からなかったから、選択がなくなったため。
(2) 遺伝子、進化、生命の誕生の生物分野に興味がある。イエスを信仰するものとしては、すばらしい神の創造を最も味わえる分野だと思うため、生物専攻予定。将来はまだ未定。今のうちから就職について考えることで学問にも新しいとりくみかたができると思い始め、就活雑誌を読み始めた。
- (1) 自分が専門にやりたい科目だけでなく、英語も勉強できるから。(今は英語がメインになってしまっている気もしますが…。)
(2) 卒業後のことはまだ決めていません。前は絶対大学院へ行こうと思っていたのですが、今はいい仕事があれば就職するのもいいと思っています。
今回の授業の理解度は 40% くらいです。z = x2 - y2 の概形が空間内でどうなるのか、概形を描いていただいても分かりません。どうしてああいう形になるのか、それがわかるまでの家庭が知りたいです。私は Cal I も取ったのですが、あまり覚えていなかったので、f(t) = et2 の微分の説明をしていただけて助かりました。前回の授業がとてもわかりやすかったのでああいう進め方をして下さるとうれしいです。よろしくお願いします。
- (1) 大学院から海外へでたいので、英語での授業になれたかったから。
(2) とりあえず上のは夢ですね。
- (1) 理系なので理学科 ICU なら苦手な英語も鍛え直せると思ったため。
(2) 昔は数学者になりたいと思ったが、適正が違うような気がして挫折。化学で大学の先生になりたいです。
- (1) 英語をしっかり学んでから自然科学の勉強をしたかったから。
(2) 世界の様々なものを見て歩きたい。
- (1) 「普通じゃない」というところにひかれた。全く日本を出たことがなかったので、出やすい環境に入りたいと思った。
(2) 大学院に行く。(でもまだ何をやりたいか決まってないので自信を持って言えない…。)
- (1) リベラルのはずだから。
(2) …… 内緒です。
図形を描くのがかなりむずかしいです。
- (1) 数IIIC や化学 II を勉強していなかたけど理系に進学したかったので。
(2) スペインにガウディの建築物を見に行く。
- (1) ICUでは自由な考えで生活できそうだったので
(2) 院に入って数学の研究をしたいです。
- (1) ふつうに物理志望だから。
(2) 宿題の提出期間を1週間くらいほしいです。
- (1) ICU理学科を選んだ理由は主に英語で science が学べる環境があり、少人数制で個人の能力を高められるから。
(2) 卒業してからの夢は、やはり歴史に名が残る、そう言った物理学者になりたいと思っています。
- (1) 理学科を選んだ理由:高校の時理系だったからです。
(2) 高校のときに何がしたいかわからず、今は専攻すら決まっていないので、本当に何がしたいのかはまだ分かっていません。
- (1) 留学制度が充実していたので。NS を選んだのは生物がやりたいから。
(2) 宇宙に行くのが小さい頃の夢だったので、宇宙環境での生物の活動について調べてみたいです。
- (1) とにかく大学で物理をやりたいので理学科へ。
(2) 大学院で勉強。
- (1) 様々な分野を幅広く学べるから。母親が「ICUにしかお金は出さない。」と言ったから。
(2) 生物系の先端を行く研究 or 仕事をしたいと思っています。
- (1) 理系の事実は自分では学びにくいから。
(2) 幸せな家庭を作りたい。
- (1) GE などがあり幅広い教育と英語/国際性に興味のある人が多いと思ったので。サイエンスが好きなので。
(2) 良い家庭を築く。実際に コレというやりたいことがサイエンスにはまだ見つかってないです。音楽にもっと詳しくなる。
- (1) 9月に大学生になりたかった。穴場な理系だから。
(2) 証券会社で数学を使って経済的なことをする。
- (1) 日本のインターナショナルスクールから出願できる唯一の理学部のある学校だったから。
- (1) ICU は少人数制なので、質問ができて他の学校より先生と分かりあえると思ったからです。NS を選んだのは私は数学に興味があるからです。
(2) ICU を卒業してからはまだ考えていません。
学生へのメッセージ
- たくさんのメッセージありがとう。ICU を選んだのも、理学科や他の学科を選んだのもいろいろな理由があるのですね。私は個人的にはICUは学ぶ場所として少なくとも日本では一番だと確信しています。つい最近になって、他の大学も真剣に大学での教育について考え始めるようになってきています。私は日本の大学はもしかすると変われるかもしれないと最近希望を持ち始めています。60年代後半に学園紛争がありましたが、結局そのときには、大学の改革は進みませんでした。ICU は1953年開学以来「研究のために教育を犠牲にすることはしない」姿勢で教育に取り組んできています。もちろんその教育が必ずしも非常にうまく機能しているとは思っていません。しかし教育を大切にしようという意識を大学としてしっかり持っていることがまず大切です。リベラルアーツ教育と言われる、教養学部教育はいろいろな面を持っていますが、分析的に批判的に考え学ぶことを学習する、閉鎖的・自己中心的な価値観から解放され、異質なものから学んでいく開かれた価値観を築いていく、教員と学生、学生同士が近い関係を持ちながら人間としてもお互いに学びながら成長していく、これは個人的な関係でも、演習、実習、実験、授業でも応答を大切にする双方向の授業でも現れることです。さらに最近ICUで用いている「行動するリベラルアーツ」という言葉にも表現されているように、実社会との関係、時代の最先端のこととの関わりの中から学んでいくこともすばらしいことだと思います。最初に語学を学び、異質なものからどのように学んでいくかを語学力をつけながら学んでいく。これもすばらしいですね。日本の大学で英語学科でもなければ ICU の質の英語を学ぶことはできません。私は音楽や演劇など様々な文化活動の質が高いのもすばらしいと思っています。タイワークキャンプや、様々なフィールドトリップ、交換留学や、4月生と9月生の存在、積極的に関わればいくらでも世界が広がっていく。これも ICU の魅力だと思います。ここで是非、可能性を広げ、皆さん一人一人の自分にしか生きられない人生を歩んでいって下さい。4年間ですばらしく成長します。それは日々生き生きと生きていることの証ですね。自然科学系と社会科学系、それに人文科学系が一つの教養学部になっているのもすばらしいと思いますよ。違った分野の人がどう考えるのかを知ることはとても貴重なことです。見えてくる世界も広がりますね。理学科の1年生は選択の幅が狭いと思っている人も多いかもしれませんが、焦らないでだんだんと世界を広げていって下さい。自然科学分野の基礎を広く学べることも ICU 理学科の貴重な特徴ですから。
- 空間図形は難しいですね。私も絵を描くのが苦手です。基本的なものの形は分かっておいた方がよいので、授業でも、小テストでもそのような問題を入れてありますが、変数が3個以上になればもう絵を描くことはできません。絵を描くのは何をやっているか視覚に訴えて理解しやすくするためです。絵にもなかなか描けないのに、数学を使うととてもたくさんの情報が得られるのです。すごいと思いませんか。この授業は、受講生の背景がとても違うので説明の時も、どの程度説明するか迷うことが良くあります。限られた時間ですべてを説明することはできません。どんどん自分で勉強して、分からないところを質問していって下さい。質問して頂くのが一番です。演習の時間もなるべく顔を出しますから、遠慮なく質問して下さい。水・金2時限目に設定してあるオフィス・アワーでもそれ以外の時でも構いません。メールでアポイントメントを取るのも確実です。よく分からないとき、自分で考えることは大切ですが、行き詰まりを感じたらすぐ質問して解決するようにして下さい。演習の問題は難しいものもありますが、糸の結び目をとくように一歩一歩解決していけば必ず理解することができます。難しいことを勉強しているのですから、やさしくないのは当然です。チャレンジングなことはそれ自体すばらしいではないですか。私もどうにかして皆さんの理解を助けたいと考えていますが、そう簡単ではないですね。2回目の授業のあとはかなり落ち込んでいました。わたしも努力しますが、もともと難しいところです、皆さんも私と一緒に悩みながら考えて下さい。分かったら周りの受講生にも説明してあげて下さい。するとさらに理解が深まりますよ。一緒に勉強していきましょう。
QUIZ3 : あなたにとって一番たいせつな(または、たいせつにしたい)もの、ことはなんですか。今年一番たいせつにしたいことは? そのほか、何でもどうぞ。
- 一生懸命という心を持ち続けること!! 多分部活に対して。
- 証明問題、いろんな可能性も考えないといけないので難しいです。
- 健康 (good health), 富 (wealth), 命 (life)
- 気合いと根性と信念。
- 1/7 の授業分かった気がして感動。相変わらずえんしゅうでは謎が多い。去年から大切にしていることは、「悔いがないように何でもする。」ということ。ふふふ。
- 時として、Quiz そのものよりも悩まされる項目……。
今年大切にしたいこと:ICU 生であることの楽しみを最大限享受する。常の心の中に余裕を作っておくこと。対話。
一番大切なこと:たった一つを選ぶとなると難しいですね。何気ない日常を幸せと思える感謝の気持ち、友人、家族をはじめとする人間関係 etc.…。
番外編として:ぼーっとする時間をこよなく愛する気持ち。
- これをやっている段階では、この問題を解けるようになること。
- 大切にしたいものは、「友人」と「家族」ですかね。2月に実家に帰るんですが(今は一人暮らしなんですよ。)最近、思うのは、やっぱ家族はたいせつだなぁと実感しています。早く帰って、親孝行したいですね。今年一番大切にしたいことは、残りの ICU 生活に「ゆとり」をもつ!!です!! 自分はすばらしくゆとりがなくなるとあせってしまうので、何事もゆとりをもってこなしていきたいです。今年は就活が始まるので、正直いまあせってますね……。
- ものの考え方をかえること。自分で自分を追いつめてしまって、去年は病気になってしまったので、今年は考え方をもうちょっと楽にして、病気をなおす。考え方を変えるのが今一番大切(重要)なことです。
- むずかしいね。「したい」と「できること」はいつも違うから。でも、私は時間をうまく使いたいし、気持ちがもっとついている連続な生活をしたいとおもう。またはしようと思うことを本当にする。
- 友人と時間を大切にしたいです。
- 一番大切なことは自分らしくいること。今年の(今年だけでなくその先も)目標はその場の快楽に身をゆだねないようにすること。あと自分を高めたいという欲をもつこと。
- 今。
- ICU での入試の祭、学生が明るくあいさつしてくれたこと。試験会場で試験官の先生が一人ずつ名前を述べて試験前に受験生の確認をして下さったことがうれしかったのを覚えています。人を暖かい気持ちにできるように(だれでもできるはず)少しずつ考えて行動したいです。一つ聞きたいのは、本で学べることを人に聞いてい学ぶのはどの点でメリットがありますか?簡単に答えを得てしまうことに後ろめたさを隠せません。
- 人に誠実にたいおうすること。
- 大切なこと:今好きな人の彼氏になること。
大切なもの:学生としての身分。
Q: 先生が今まで(特に若い頃)最もふざけて楽しんでバカになった遊びを教えて下さい。
- 今週はじめてチャペルアワーに参加しました。プロテスタント系の高校を卒業して以来すっかりキリスト教から遠ざかっていましたが、落ち着いたよい時間を過ごすことができました。忙しい中だからこそ自分と向き合う時を守って行きたいと思っています。
- 一番大切なのは家族で、家族が健康に仲良く暮らすことが願いです。
個人的に大切にしたいことは、時間で、せっかく大学生として与えられた時間を無駄なく、めいっぱい活用したいです。でもなかなか…。睡眠時間と勉強時間の両立が一番の問題で「よく寝て、よく遊び、よく学ぶ」をどうにか実現できないものか思案中です。
- 思い出ですかね。今年大切にしたいことは、時間を大切にすること。ムダに使わないことです。
- 大切なもの:自分・家族・友人
今年大切にしたいこと:時間を有効に使うこと。適度に休息をとりつつ、ゆとりをもってせいかつすること、健康管理をきちんとすること。
- 一番大切にしたいものは健康です。これがないとサングラスをかけたように世界が薄暗く(場合によっては真っ暗?)見えるし、やりたいこともできなくなります。今年は加えて心のゆとりを大切にしたいです。去年は刺激的だったけれど、あまりじっくり何か考えたりする時間がなかったし、あってもなぜか常にあせってしまいました。
授業であつかった平均値の定理2変数バージョンがよく分かりません。証明はわかるのですが、1変数での平均値の定理の表している意味がどう2変数に拡張されているのかが理解できません。1変数では最大値もしくは最小値で導関数が0をとること(端点が (a,0), (b,0) のよいグラフで)を表す。ロルの定理で、グラフを平行移動したものが平均値だと思っていましたが、2変数だと何か違う定理に見えてしまうのです。
- 友達です。
- 久しぶりに、意欲的で前向きになっている今の自分の心境。今年一杯もたせます。
- 大欲(ちいさな欲よりおおきな欲!)を持ち続け、ふくらませること。今やっている数学が物理の応用できるようになる感動を味わいたい。
- 出会い。
- 今年だけでなく、ずっと地道な努力を大切にしていきたいです。
- 大切なもの:いろいろあります。それが何かは秘密です。
- 大切なものは新しく買った violin です。今年は部活も勉強もがんばります。なので、CMS の春のコンサートに来て下さい……。
- 人との出会いを大切にしたいと思っています。また今年は自分としっかり向き合って、自分がどのような道に進みたいのかを考えたいです。
- 友達・仲間:学校に行くのに仲間がいなかったら、それはひどくつまらないものだと思う。そして相手のことを思いやれる人になりたい(今年の抱負です)
時間:その時、その時を一生懸命に生きて大切にしたい。
- 全微分の定義は覚えたが、それは図で表すとどのようなものになるのかが分からない。(偏微分はある立体を切ったときにできる曲線の公式というのは分かった。)
- 家族。
- TV
- 家族、友達、仲間。
- 家族、友達、写真。これらは一度失うともう二度と戻らないから。
- 将来の目標を見つけること。
- 地球。
今回ちょっとむずかしかったです。(1と3)
- 一番大切なもの:自分に大きな影響を与えてくれた思い出。
一番大切にしたいこと:「自分」を見失わないこと。暴走させないこと。伸ばすこと。
- 今年は他人を大切にします。
- 自分を大切にしたいです。自分で自分が世の中で一番大切だっ!すばらしい……などなど。と思える(思う)ことが今年の抱負です。
- 時間、夢を持つ気持ち、友達、家族。今年は「努力」したい。
- 自分の今もっている目標:夢を達成するように努力すること。(自己中ですが…)
- 私にとって大切なものは、私を「友達」と認めてくれる人です。私が今年大切にしたいのは、私を大切にしてくれる人を大切にすることです。
学生へのメッセージ
- とっても貴重な大切なもの、大切な人のこと書いてくれてありがとう。大切なものを大切にするのは難しいですね。大切なものは、その時々、変わっていくかも知れませんが、大切なものを大切にして生きられるといいですね。私のホームページ内の他の授業の箇所にも似た項目がありますから、そちらも読んでみて下さい。
- 土曜日から月曜日まで長崎に行って来ました。土曜日の午後は夜までずっと仕事でしたが、日・月と二日間、長崎の町を歩きました。キリシタン殉教の地、原爆投下で一瞬のうちに約75000人が亡くなり、ほぼ同じ数の人が傷ついた町。その町の、永井隆博士の生涯に特に感銘を受けました。長崎は4回目なので、如己堂(己を愛するごとくの意、博士が最後の3年間を過ごした2畳の広さの家)を訪ねたのも3回目でしたが、今回はじっくり時間をかけました。(興味のある方は検索ですぐ出てきますので調べてみて下さい。)
「あの美しかった長崎を、こんな灰の丘に変えたのは誰か?……私達だ。おろかな戦争を引き起こした私達なのだ。」
「お互いに許しあおう……お互いに不完全な人だから、お互いに愛し合おう……お互いにさみしい人だから、けんかにせよ、闘争にせよ、戦争にせよ、あとに残るのは後悔だけだ。」
「平和を祈るものは、一本の針をも隠し持っていてはならぬ。自分が……たとい、のっぴきならぬ破目に追い込まれたときの自衛のためであるにしても……武器を持っていては、もう平和を祈る資格はない。」
核兵器開発を推進する人に広島、長崎を訪ねて欲しいと思っている人は多いかも知れないが、私自身の中でも、完全非武装、非暴力での平和を望む心が風化しそうになってしまっているだけに、今回の長崎訪問はとても刺激的でした。自分の一番大切なものを人にあげたいと願ってそのように生きていった永井隆博士の人生から純粋に感銘を受けました。
QUIZ4 : パソコンや携帯電話など便利なものがどんどん普及していますが、これらは生活を豊かにしているのでしょうか。便利なものとどうつき合っていくのが良いのでしょうか。その他なんでもどうぞ。
- 生活を豊かにしているかは使う人次第。ただ気をつけて使わないと難しい気もする。離れてしまった友達と連絡がとれる。
- 携帯はめんどうくさいのであまり好きではありませんが、パソコンは割と使えます。パソコンが打てれば字が汚くても漢字を知らなくても大丈夫だけど、たまには手書きの手紙を書くことも大事じゃないだろうか。それにしても、数学は謎だらけ。
- パソコン、携帯などが生活を非常に便利にしているのは事実であるが、同時にそこに不自然な煩わしさや、人間的な感覚の喪失を作り出すことに関与しているように思う。たとえば e-mail。手軽に利用できるのは良いが、文字として残ってしまう点が私としては大変。手紙ならばいろいろと文面を考えるし、読む側も想像を働かすが、メールは話言葉に近い言葉で送り、ほとんど字義通りに、解釈してしまうので、何気ない一文で、簡単に誤解を生じさせてしまう。遠くにいる愛しい人のことを想う和歌も、もはや生まれそうにないのも寂しい。携帯電話もいつでもどこでも電話がかけられるという点で、一見便利であるが、つねに電話を持ち運ばなければならない生活というのは、電話に束縛されなければならないかのようである。機会を使うことに飲まれるのではなく、あくまでも生活を良くするスパイスであるように使いたい。
- これらのせいで、面と向かってコミュニケーションすることがすくなっているのは問題があると想う(よく言われていることですが)。
- けいたいないと不安です(笑)。けいたいは大好きです!! でもパソコンは使えません。むずかしいです。生活は、物質的には豊かになっていると想いますが、自分の心の豊かになる一つの要因がパソコンやけーたいだとは思いますが、それだけで、私の心は豊かになりませんね。うーんむずかしい。日本では便利な生活を送りたいです。
- 生活は便利になっているが、豊かになっているのかは分かりません。パソコン、ゲーム、電話など、進化するにつれて、それらに飲み込まれていると感じます。有効に使えば良いとは思いますが、時間の無駄にすること、便利さを悪用することなど生活を脅かしている面もあり、豊かさを考えると、個人によるでしょう。便利なものの危険さも考慮して付き合っていくことが重要でしょう。もちろん、これからは地球環境を考えることも重要になってくると思います。
- 私は今障害者施設で働いています。そこでは障害者はできるだけ自分でやる。それはできなくならないためです。パソコンなども一緒だと思います。たくさんつかってもいいと思いますが、漢字は書けなくなるとかは良くないから。それを守るため、手書きもするのは大切です。
- 便利になっているけどその分まるはだかにされたときの人間の能力が下がっているように思う。便利なものも使いこなせなくては意味がないと思う。
- ふりまわされないように使いたいときに使う。
- 最近「ケータイをもったサル」を読みました。作者は霊長類研究所の教授で、ひきこもり=渋谷によく見られる若者と定義し、公の世界を拒否して(全社はそれに否定的、後者はそれに無感覚)私の世界の内部でいきるあまり彼らの行動はサルに似てきていると分析しています。便利なものによって得られるもの(意識しやすい)と失われるもの(意識しにくい)が何であるかを見極められる「目」を日頃から意識して持つ…むずかしいと思います。
- 連絡のタイムラグが小さくなったのは良かった。インターネットは調べものをするのに便利。
- これを使うようになって生活はいそがしくめんどうくさくなった。しかし、人とのつながりも少しふえた。
- 最近パソコンや携帯電話で図書館にある本の位置を検索できるサービスがあるそうです。本を探すのは簡単になるかも知れませんが、探す楽しみや思いがけない本や著者と出会う機会は失われてしまうのではないでしょうか。パソコンや携帯は確かに生活を便利にしますが、人を不自由にするものだと思います。
- 親がよくいいますが、便利なものを使うときは、それがない状況を経験した上で「これは便利だなぁ…」という認識をもって使うことが大切だと思います。便利なものがあるのが当然になって、ないと文句を言い出すようになったらだめだと思います。でも世代が進につれて、生まれたときから便利なものに囲まれて暮らすようになるから難しいですよね。
- 急いでいるときや、相手がどこにいるかわからないとき、連絡がとれるので、便利になると思います。しかし、手紙なども趣があっていいと思います。
- PC や携帯は生活を豊かにするしないの問題ではなく、生活に必須のものになっています。私は入学前は携帯電話を持っていなかったけれども、不便は感じませんでした。しかし、大学はそれ以前より一人一人がバラバラに行動する上、場所も広いので、なければ友達と会える機会がだいぶ減ってしまうと思います。PCもレポート作成はもちろん、連絡を取るツールとしてサークルなどでも不可欠です。昔の人はどうしていたのでしょう?
- できるだけ早くメッセージを伝えたり、情報をえるにはパソコンや携帯電話を使います。でも愛を伝える際、手紙を使います。どきどき感が字の形で伝わります。使い分けできれば(ふりまわされなければ(簡単だから))豊かになります。
- 使っても使われるな。
- どう付き合うのが一番いいのかわかりませんが、あまり依存しすぎると、人間らしさが失われていくように思います。
- パソコンのメッセンジャーなどで、外国の人とも時差を気にせず、話すことができます。でも、ケータイにしろ、メッセンジャーにしろ「かかってきてほしくないとき」にも不意にかかってきたりします。やっぱりほどほどがよいのでは?
- 時には豊かにして、時には貧しくもしているでしょう。のめりこみすぎず、つかわなすぎず、中庸が良いのではないでしょうか。
- 目的もなく、パソコンや携帯に触れている時間があり、ムダに時間を過ごしているなと時々感じています。
- 連絡をとりやすくなって便利になったと思うが、それよりも失ったものの方が多いと思う。年賀状を書く人が、減ってしまったりとか。電車の中では殆どの人がケータイを見ている姿を見ると(自分もそのうちの一人)コミュニケーション減ってるのでは?と思う。便利なもののせいで失われてしまうものをみんなでみつけ、大事にしていきつつ付き合っていく!のが良いと思う。
- 使う方の心がけしだいだと思います。
- 豊かにしている。うまく活用すべきではあるが、頼りすぎるのもさけた方が良いと思う。
- それらの物が無くても生活できるが、今の社会がそういうものによって成り立っている以上、個人でもそれらを取り入れていくのがいいと思います。
- どしどし活用しましょう。
- パソコンや携帯電話は必要以上には使わないことを心がけている。
- 使い方によっては、時間の浪費が激しくて困る。私は、ムダなことばかりしてしまって、時間を浪費してしまうので、頼りすぎて良くないと最近思っています。
- 科学技術の発達は、そればかりに依存、没頭してしまうというのでなく、必要な時に有効利用するのであれば、生活は豊かになっていると言えると思います。
- 便利にはなっているけれど、それを豊かだとは思いません。かといってパソコンや携帯がない生活が豊とも言えません。便利なものは、便利なもので大いに利用すればいいと思いますが、自分を豊かにするかどうかは自分次第だと思います。
- 便利になっているとは思うけれど豊かになっているとはあまり思わない。あれこれと苦労するのも豊かさの一つだと思う。
- パソコンや携帯電話は面白いものです。でも、本当に大事なのは心です。便利なものに流されて、それを忘れてはいけないとおもいます。
- 僕は携帯電話を持っていませんし、パソコンをインターネットにつないでもいません。電話もほとんど留守電に設定しています。僕にとって豊かな生活とは一人で勉強したり読書したり、ぼけっとすることです。
- これは自分にとって便利かどうか見極めてから (critical thinking 後) 使い方 (or definition) を定めて、使って自分自身の成長のための利益が得られれば良いと思います。
- 生活は豊かになっていると思うが、それらに振り回されて心が豊かではなくなったような気もします。心にゆとりが欲しいです。
- 携帯電話は待ち合わせに便利です。つながっている気がします。機械に人の絆の強さを試されたくないのに。(++)
- 便利なものがなぜ便利なのかを分かった人が便利な道具を使うにはいいと思います。
- パソコンはできるだけ上手く付き合っていくべきではないかと思います。人に迷惑をかけないていどに。
学生へのメッセージ
- たくさんのメッセージどうもありがとう。線形代数学 I のメッセージ欄にも同様のテーマでのメッセージがありますから、興味のある方は、そちらも参照して下さい。
- 私は携帯電話は持っていません。電話自体が好きではないので、いずれは持つことになるかも知れませんが、殆どの皆さんが使っているようには使わないのではないかと思います。電話が好きではないのは、自分に電話がかかってきて、嬉しかった経験が100本に1本も無いからです。電話をもらって嬉しいのは、一年に一度あるかないかのような気がします。他の人にかけるときも、相手が嬉しいかどうか考えると、かけるのを躊躇します。事務的な連絡で仕事で使うことはある程度ありますが、大学の中でも、他の教員には、なるべくかけないようにしています。電話は幸せのためにかけるのではないと言われるかも知れませんね。確かにそうですね。でも、大切だと思うことを大切にする生活をしたいなら、この電話はお互いにとって幸せかどうかを考えるのは、大切ではないでしょうか。
- 私は電子メールを使います。相手に比較的じゃまにならないと思うからです。でも引用するときは気をつけます。長い引用は相手に失礼ですね。相手に読んでもらえるようにメッセージを書くことが大切だと思うので。その電子メールも私のようにホームページに電子メールのアドレスを出していると、膨大な spam mail といわれる物が来ます。コンピュータで振り分けを処理していて、だいぶん楽になっていますが、電子メールを使うのも最近は気分良くないですね。なぜそんなに相手のことを考えない、メッセージが氾濫するのでしょうか。80年代後半、最初に電子メールを使い始めたときは感激の連続でした。もう、あの感激は戻ってこないのでしょうね。私は、手紙はとても好きです。みなさんにもクリスマスのメッセージを差し上げましたが、だれかから手紙をもらうのはとても嬉しいです。手書きの方がより嬉しいのはなぜでしょうね。
- コンピュータに関しては、仕事の現役を引退したら考え直したいとは思っていますが、私は一生離れられないのではないかと思います。特に電子メールに関しては、依存度が高いですから。自分で病気だと思いつつ、仕事のきりでは必ずメールをチェックしてしまいます。これについては、やめなければいけないと思っています。膨大な大切な時間を失っていますから。一日に、2,3回チェックすれば、仕事としても問題がないのは確かですから。
- 便利さと豊かさがトピックでした。私の専門ではありませんが、一見便利なものの普及は、経済活動の流れのなかで起こり、従って、便利さを強調され、宣伝される中でそのものを手にするかどうかを決めなければいけない。かなり偏った情報の中で、自分にとってそれがよいかどうかを判断しなければいけませんね。私は「便利」ということには必ず裏があると思っています。そのものに伴う「不便」さもバランスする程度に理解するまでは「便利」だということを認めないことにしています。同時に「めんどう」だという理由で、あることをしないこともやめようと思っています。「めんどう」を理由に、やめていたら、Quiz 自身は教育効果から生き残ったとしても、メッセージをすべて打ち込むなんて言うことは絶対にしないですよね。みなさんのメッセージを打ち込んでいると、単に読んだときよりもさらに伝わってくるものがあります。おそらくそれに時間をかけているからだと思います。みなさんがある時間をかけてメッセージを書いてくれた。それと同じ程度の時間をかけて、わたしもメッセージを書き、また、メッセージを打ち込む。その時間を共有することが私には貴重な時に思います。「便利」さの裏を考えるのと同時に、「めんどう」の裏もなにかありそうだと期待するわけです。時間のロスが少ない。この裏には、なにか失っている大きな物がありませんか。私は人を待つのが好きです。その人のことをずっと考えていられるから。最初は、ちょっと怒りながら、だんだん心配しながら。時間にしても、「今日は半日ずっと数学の問題を一問考えたけれど結局できなかった。」わたしは、ここにこそ大きな価値があると思っています。読書も同じですね。そんな偏屈だから、息子に「深海魚」と言われるのでしょう。便利さをうまく使いこなせる人はやっぱり幸せかな。
- こんなことを考えていて、携帯は契約しませんが、実はその裏には私が単なる「ケチ」だということもあると思います。まあそれが私ですから、それでいいと思っていますが。他のところにも書きましたが、わたしが何か欲しくてその商品を探しに行ったとします。その商品の前で、かならず次の質問をすることにしています。「わたしは、これを買わないと幸せになれないか。」「わたしは、これを買うと幸せになれるか。」幸せになるのは、人生が豊かになるのは難しいですね。秘訣があったら教えて下さい。
QUIZ5 : 最近感激したこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、不思議に思うこと、今、怒っていること。
- 感激したこと:ICUの先生の優しさです。真面目にがんばりたいです。
- 最近感激したこと:雪。
嬉しかったこと:amazon から本が届いた!
悲しかったこと:欲しい細菌が育たない。
不思議に思うこと:睡眠時間量と眠けの関係。
怒っていること:脳細胞が死に絶えそう。(←とくに Cal II やろうとすると)
普通の単純な積分がよくわかりませんでした…。
- 感激:あるロシア人画家の作品を写真でみただけなのにひどく惹き付けられてしまったこと。
嬉しい:一年ほど会っていない友人から手紙が来たこと。そして、返事をようやく出せたこと。
悲しい:何人か知っている受験生があまり深く考えず流れに流されて選択をしてしまっていること.
不思議:微分積分学を構築してきた過去の偉人たちの頭の中。合理主義が蔓延していること。
怒:中東某国への復興支援、教育基本法改正論議、アルバイト先の某外食チェーン店のいいかげんさ。
不運:本日はインクリ課題提出、Mid-Term 1本、Sophomore English 発表、微積 Quiz提出、某古典語のクラスの宿題…。
- 怒っていることは来年度のレジ本が未だにもらえないことです。早い段階でもらわないと困ることが多々ありです。
- 最近は、永田先生や宗務部のセクレタリーズとキリスト教のことも含め、楽しくいろいろな話をできることが嬉しいです。来年の C-week のこともいろいろ計画しはじめて、すごく充実していますね。
悲しいことは、引っ越しをするので、今やっているバイトをやめなくてはいけないので、さびしいです。しかも、今、いろいろな人がバイトをやめている(卒業とかで)ので、人が少なくてバイト先の社員さんに負担がとてもかかっているので、それを思うと、もうしわけないし、悲しいです。
不思議に思うことは、この日本中の異常気象ですかね。寒いんだかあついんだか。不思議に思うこと一つにあたしが毎年おみくじをひいて、それに一喜一憂していることをばかにされたことですね。クリスチャンの人にはそのことは宗教的なんですかね。
おこっていることは特にはないです。
- 悲しかったこと・不思議なこと・怒っていること:BCMMIII の講義が全くわからないこと。BCMMIII でわかったのは、大学生活の大部分を勉学にあてないと卒業できそうにないこと。自分が何故大学にいるのかが、不思議でしかたがない。考えても答えが出ない自分に怒りを感じる。
- 最近はまたジョギングをするようになった。体だけではなくて勉強もしやすくなってきました。数学の楽しい面がすこしずつ出てくる気がする。実は Calculus の質問もしたいのですが、なかなか他のことも忙しくていけません。
- 嬉:生物レポートと CS プレゼン、2大「嫌」が終わったこと。
悲:生物レポートをテキトーに終わらせてしまったこと。
怒:○○○先生の授業。きいててむかつきます。
- 最近、ちょっと疎遠だった親友から、遅ればせながら誕生日ブレゼントを渡され、自分の誕生日を覚えていたくれたことに感激した。それには、今ではめったにもらえない直筆の手紙が添えられていて、E-mail が普及していく中で、こういう手紙の方がやっぱり嬉しいと思った。大切にしようと感じた。
- 悲しかったこと・不思議に思うこと・今怒っていること:電車の中で音楽聴いて(聞いて)いる人がいて音もれが激しくてその曲がはまざきあゆみだったこと。
- 「いままで見えなかったものがふとしたはずみで急に見えるようになる。それは普段から意識しているからこそ。」を身をもって感じました。
- 怒:自分がねぼうしたこと。
- 怒っていること:自分。はやく大人になりたい。
- 最近感激したこと:この前雪が降って夜、外が真っ白になったこと。
嬉しかったこと:ELP のプレゼンがうまくいったこと。
悲しかったこと:Linear II の宿題がでたこと。
不思議に思うこと:なぜ ICU 生は2年まで物理をしないのか?
今、怒っていること:特にない。
数学 (Cal II) おもしろいです!! 楽しいです!! がんばります!!
- 先日、成人式で振り袖を着れたことと、家族や親戚の人たちがお祝いしてくれたことが嬉しかったことです。去年の今頃は、一年後の自分がどうなっているかがとても心配していたので、喜びもひとしおです。センターではなく、大学の勉強ができるようになったのも幸せなことですね。
今回は、積分の計算技術をかなり忘れていること(特に良い置換の選び方、部分積分の効果的な順序など)を痛感しました。復習しようと思います。
- ごめんなさい。今公演中で余裕がなくて…終わったら数学頑張ります。あと二日!!
嬉しかったこと:他大の友達がテスト期間中だけど公演を観に来てくれること。
- 5番にすごく時間をかけたのでできて嬉しかったです。あっているかどうかわかりませんが…。[HS :あってましたよ。]
- 最近感激したこと:友人の Powerpoint のプレゼン。
嬉しかったこと:京極堂の本を買ったこと。
悲しかったこと:y3+1 の平方根の積分がわからない。
不思議に思うこと:虚数の時間。
怒っていること:時間がないこと。
- Cal II の講義がとても分かりやすくて、おもしろいです。積分に入って、自分にとって少し難しくなったので、Cal I の部分で習った計算方法を復習して授業に臨みたいです。
- よく遅刻している自分が腹立たしかったり…。でもなかなかなおせないんです。
- 来年の給付奨学生の選考基準となる成績が秋学期までのだと分かったとき嬉しかった。ELP をふくまんのはでかい。
- 不思議に思うこと:バカ山はなぜバカ山と名付けられたのか?
- 感激:いい夢を見ました。
嬉しい:面白い授業があること。
悲しい:…。
不思議:人間のいいかんげんさ。
怒っていること:自分のおろかさ。
- 最近、自分から感情が欠如しているのをすごく不思議に思います。大学生特有のうつというやつなんでしょうか?
- プリントにそってやってもらえるとうれしいです。
- 映画「解夏」の予告編。
- 人が死ぬこと。
- 東京の冬の空が毎日晴れていることに感激した。
- 最近感激したこと及び嬉しかったこと:今アメリカの大学に行っているおさななじみから郵送で誕生日プレゼント(しかもとってもカワイイ高そうな時計)が送られてきたこと!
- 感激したこと:成人式
悲しかったこと:自転車が一日に(1月21日)2回こわれた。Quiz 4 で間違えた。
不思議に思うこと:なぜ僕は勉強をしないのだろう?
- 怒:停電とともに壊れたままのCDプレーヤー。
悲:怠惰な自分。
嬉:思い出せない…。
不思議:天皇家の人たちはドラえもんとか見るのかな?
- なぜモーツァルトが6歳かなにかまだ幼い時に、とても秩序のある曲(むしろ masterpiece)ができたのか。
- 最近嬉しかったことはやっと日本人の女の子と分かり合えたことです。悲しいことは彼女は理系でなく文系なので、来学期から会えないことです。怒っていることは、僕の黒板の説明をだれも理解しようとしないことです。
学生へのメッセージ
- たくさんのメッセージありがとう。感激や喜怒哀楽は生き生きと生きていないともてないのではないかと思いますが、私自身感性豊かに生きているかどうかは、怪しいと思います。しかしこのような問を時々問うてみることは意味があることではないでしょうか。最近は感激したことは何もないなーとか。最近涙を流していないなー、涙を流した最後はいつだろうかとか。不思議に思うことや、怒りを記録することも意味があると思うし。それは、自分自身を見つめることですね。また、いろいろな人との関係もありますね。なかなか成長しない自分に怒っている人も何人もいましたね。私も反省することばかりです。でもそれが総体として自分なのだと思います。
- 1月23日はキリエと、ベートーベンの第九交響曲合唱付きをチャペルでしました。聞いて下さった人もいますか。私は、体調不良で、とうていベストではありませんでしたが、自分が控えめだった分周りの声も演奏もよく聴けて音楽を楽しめました。昨年は合奏のほうが殆ど助っ人(ICU以外の人)でしたが、今回は合唱が殆ど助っ人、でも音楽の和はそうやってある曲を演奏するということだけで集まってくるのですから本当にすごいと感心しました。いろいろな役の人が支えて下さって演奏会ができるのもすばらしいですね。そんなことを感激しているうちに、体の調子も殆ど回復していました。
- 1月24日の駅伝出ましたか。私もいつか出たいと思っているのですが。円田先生は常連ですね。昨年の春一緒にタイワークキャンプに行った学生が何人も走っていました。その一人がトップ、なんと二位は化学の Koe 先生だったとか。すごいですね。私は完走しか目指せませんがみんなと走ってみたいな。感激もいろんなものがありますね。ICUはなかなか忙しい社会です。そのなかで訓練される面はとても大きいですが、その忙しさを乗り切ることを絶対化せず、人の営みには多様なすばらしさがあることを忘れず、いつもみずみずしい、うるおいのある心でいたいものです。最後に聖書の言葉。東京女子大学の図書館の入口にこの最初の言葉がギリシャ語で大きく書かれています。
すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあればそれらのものを心にとめなさい。(ピリピ人への手紙第四章8節)
QUIZ6 : (1)自然科学や工学に携わる人以外(いわゆる文系の人)が、科学や数学を学ぶ意義は何でしょうか。
(2)自然科学や工学に携わる人が、人文科学や社会科学を学ぶ意義は何でしょうか。
- どちらもせんもんバカになるのをさけられるから。また、色々な見方を身につけることで、自分の分野の理解も深まるのではないか。
今回は「よくわかる微分積分」の公式集に助けられました。←うそ。やっぱりわからなかった。(4:00am あーねむい。) E の出し方が 12:30 までわからなかったので大変でした。
- 視野を広め、多角的な物の見方ができるようにするため…?
- (1)科学技術の発展が目覚しいこの時代において科学知らないではすまされなくなってきている。脳死、臓器移植などを議論するときに、科学に関して無関心なら、イメージが先行し、倫理問題などをまともに扱えない。客観的認識の重要さがわかる。
(2)どれほど素晴らしい科学の成果を持てたとしても私たちのいる時代を知ることなしにそれを使用することは許されない。長い歴史があり価値観や、宗教、思想を背負う人間が科学の行為者なのだから、何でもかんでも科学を利用するのは恐ろしい。科学、倫理だけでは、説明しきれないものの存在を感じること、人間の限界を見通せることは重要。
(1)(2)どちらにせよ、多面的に物事を考えることができる点で重要。シェイクスピアを愛する物理学者、遺伝子工学に通じている文学者などなどがいるのは、非常におもしろい世の中だと思う。この問いは大学4年間でさらに追求していきたい。
- (1)Advanced はちょっと文系の人には入り込めません。学ぶ意義がなかったらちょっと授業はとらないでしょうね。でも、むずかしい。私は経済学で必要だからとってはいますが。もし、経済専攻でなかったら、そう学ぶ意義を見い出す前に、とろうとしないと思います。Advanced にいけば、いくほど他の分野に入ろうとするのは負担というか、大変です。
- (1)と(2)両方について言えることは、自分の専門以外の分野を学ぶことで視点が広がること。それは、ICUに来て強く感じた。
今回は難しかったですね。かなりきつかったです。
- きのうの授業はあまりわかりませんでした。
- (1)数学的に順序立てて考える人になるため。
(2)論理的な考え方ができるようになる。
- (1)科学や数学がどんなものかわかる。
(2)人文科学や社会科学についても考えることができる。
- (1)人間が作り出したもの、作り出そうとしているものを知ることができる入口に行くまでの準備体操。それ故つまらなく思えてします。「練習(基礎練)は嫌いだけどスポーツは好き」と同義。
(2)世間離れしない為、単一細胞にならない為の予防策。
- 発見の可能性。可能性の発見。
*自然科学と工学という表現をしているのがおもしろいと思った。
- 人間が深まる。今までと違った視点でものが見れる。
- みたことのない世界へ。
- (1)論理的思考力を養う。また、学問の対象がほとんど人間の世界の中だけにある文系学問にはしばられず、他の生命、地球、宇宙…にと興味の視野を広げる。
専門だけできたって、魅力的な人にはなれないと思う。人類の一員として、先人たちの築いた文化や歴史を学ぶのは教養として必要であると思う。
- より広い視野、さまざまな方向から専門分野をみることができるようになるため。
- (1)・(2)の分野に専門的に携わらない人にも言えますが、世界には色々なものや事象があって、さらにそれぞれ様々な側面を持っているのに、その一部しか知らなくて良いということはないと思います。人間は自分の知っている事を組み合わせて自分の意識する世界や行動範囲を決定するので、互いに全く交流がないと、同じ人間なのに宇宙人同士みたいに互いをしらない事にもなり、あまり好ましくないです。意義というよりは必要というかんじがします。うまく言えませんが…。
- 私は数学や物理学を学んできましたが、それは別に、将来自然科学や工学に携わりたいからというわけだけではなかったように思います。人間には、絶対に文系の要素も理系の要素も必要だと思うし、私立の他大の法学部に今年入学した友達が言っていた話しなのですが、国立を目指して数学を勉強してきた人と、数学を入試で使わないで入ってきた人には決定的な違いがあるそうです。ずっと数学をやってきていない人は論理的な思考ができないらしいのです。そういえば、うちの母なんかは、根っからの文系で、いつも感情で物をいうので、まともな議論ができない…。とこれはおおざっぱな話しかも知れませんが。文系の要素、理系の要素の片方が抜け落ちることによって幾分、論理的に物を考えられないとか、逆に理屈っぽくなりすぎるとか。そういう部分もあるのではないでしょうか…?私はバランスのとれた人になりたいです。まぁ、でも他にも文系の科目をやっていて、人としていろいろ気付かされることは多々あるし(哲学にしろ文学にしろ、また、社会の一員として生活するには、歴史、政治、経済のことはある程度、確実に知っておく必要があるだろうし)文系の人だって、理系の科目をやっていて気付かされることは多いはず(身近なところで、物理や化学で学んだ現象がおこっている!と思うことが、私には結構あるし。生物で細胞のことを学んだりなんていうのは、それこそ自分を構成しているものを知ることにつながっているし)だから、どっちも大切!!ということでいいでしょうかね…?
計算が時間がなくて無理でした。
- 知らないこと自体が問題。International Relation と心理とりました。
- (1)科学の暴走を止める。(社会の認識を高める。)
(2)上と同じ+視野を広げる。
- (1)論理的なものを学べる点(数学だと、「ならば」、「ゆえに」、「よって」など)
(2)応用にハバが広がる点。
- (1)数学的思考を学ぶため。
自然科学が他の分野でどのような役割を果たしているかを知るため。
- Key word はプロセスだけだと思います。(←?)
片方の分野だけだと考え方も狭くなるからでしょうが…。
- (1)左脳を活性化させることができる!
(2)右脳を活性化させることができる!
- (1)場合わけや論理などを学ぶため。
(2)文化は技術に影響していると思う。文系と理系の学問は全く関わりがないのではないから、むしろ別角度のアプローチで新しい発想をえることがあると思う。
- 文系・理系の区別なく、まんべんなく、色々な教科を学習することは非常に柔軟性のある思考力を養いのに役立つと思います。
- 理系が文系、文系が理系の勉強をするのは、やはり、色々な考え方を養うためだと思います。「それ勉強して何の意味があるの?使わないじゃん!」と言う人に「なぜ学校に通うんですか?」と逆に聞いてみたいです。
- 積分に入ってからチンプンカンプンです。ああぁ…。
- (1)ものごとを科学的にとらえる力を養うため。
(2)人間としての感覚を磨くため。
- 視野、考え方を広げることができるから。一つの考え方にとらわれず、見えていないかくれた道を見つけられる。
- (1)この世のシステムのうち、ほとんどは、数学や科学がもとになっており、それらを扱う上で、少しでもしくみを理解するため。
(2)数学もろくにやってない末端の人にいいようにあしらわれないため。
(1)(2)自分の知識のはばを広げるため。
- 質問と関係ないんですけど、今日授業を休んだら、そのせいなのかは分からないんですけど、(b)とか全くわからないです。なんかカンタンそうにみえるのに…。こんな自分にがっかり。
(1)数学って世界で一番きれいな学問ですね☆
- (1)理系や文系に関わらずに幅広い考えを身につけるのは大変だと思います。
(2)理系の学問は人間が作っていない。自然と人間との関係を教えてくれるものが多く、また明確な論理的思考を身につけるにはよい学問だと思います。
学生へのメッセージ
- 今回の問いはICUでは自然な問いですが、一般的には理系は理系、文系は文系でなにも疑いを持っていない人が殆んどではないかと思います。ICUの学生にしても、理学科の授業をとるのはとても抵抗があると思いますよ。この授業でも理学科以外の受講生が何人もいますが、まだまだほんのひと握りのような気がします。ご存知のように私はホームページの一番うえに「高校以上の数学は何のためか」というコーナーを持っています。一回このタイトルで話したこともあり、その原稿も載せてありますが、基本的には、学生のみなさんに書いていただいたものを載せています。興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
- ご存知のようにICUは理学科であっても数学を受験科目にしないで受験できる、世界唯一?の希少な大学です。数学が大学の入学試験または、入学資格試験にない国も日本ぐらいですね。大変な状態に日本はなってしまっていると思います。責任は文部科学省と大学にあると思います。数学や自然科学の教員にも責任があるでしょうね。文系の学科の入試科目から数学や理科を省いてしまった。教員も入試に関わらないのは楽ですし、専門家の育成にはとても興味があっても、理系以外の学生の数学や自然科学教育に興味がなかった大学教員が、みな賛成して、受験生を減らさないために数学や理科の試験を入試から外してしまった。それでますます理系・文系の溝が広がってしまったのだと思います。日本は行政者に極端に文系が多いですから、苦い経験から数学や理科は「好きな人だけ勉強すれば良い」というような方針にしてしまった。背景には、今回の問いを真剣に考えなかったことにあると思います。もう一つは理系以外の人が、数学や自然科学を勉強する目的にあった勉強ではなく、自然科学や工学のために必要なものの一部や、その途中までを課したことも問題が大きいですね。
- ICUでは少なくともそのような状態ではいけないと思い、少しずつ改善していきたいと思っています。基本的には、理学科の基礎科目の改革と一般教育科目の改革。なかなか難しいですが。基礎科目の微積の最初は「微分積分学I」と「初等微分積分学」とし、高校で微積をある程度勉強してきたかどうかで、二通りの授業をしています。一般教育科目の数学は、数学Aと数学Bにわけ、数学Aは「数学の世界」数学のアレルギーをとり、数学の世界の広がりを知ってもらうもの、数学Bは「数学の方法」として、論理・線形代数・微積の基礎を学ぶことにより、理学科基礎科目の敷居の高さを埋めるようにしています。「数学の方法」は一般教育科目としてはハードなので受講生も大変ですが、ともかく全力投球して、150人枠いっぱいにして、抽選が始まったら改革の次の段階に進みたいと思っています。ところが残念なことに、30人程度は、他の自然科学系の授業の抽選に落ちて回ってくるのです。動機づけが難しいですね。ともかく、このようなことにエネルギーを費やしていきたいと思っています。
- もちろん逆も大切ですね。理学科ではその大切な部分として、「科学史」「科学哲学」「4年次総合演習」を必修にしています。そんな大学はないのではないかな。そんなのは必要ないという声もあるのですが、わたしは理学科のとても大切な部分だと思っています。もちろんそれだけではなく、他の分野の授業も積極的に履修して欲しいですね。1年の最初は難しいですが、2年後半からは努力次第でたくさん履修することができます。履修することも大切ですが、興味を持つ、自分の知らない世界に面白いものがたくさんあることを知ることも大切だと思います。英語での受講も違った意味で、違った世界との出会いを与えてくれます。消極的にならず是非積極的に英語の授業も履修して下さい。大切なことを大切に生きる、難しいですが。「数学の構造」(大体「数学の世界」に対応)、「数学の方法」「四年次総合演習」のホームページに私のホームページからリンクがあります。見てみて下さい。
- 積分、最初はなかなか難しいものです。積分の範囲を絵に書くのがまず難しいですね。変数変換などするとどうなっているのかますます良く分かりません。円柱座標のようなものから少しずつ自分のものにしていって下さい。分かり易い授業は大事ですが、同時に難しいことをやっていることも事実です。一緒にこの山を乗り越えましょう。
QUIZ7 : 国際人(World Citizen)とは。ICU のそして自分の「国際性」にとって必要なこと。
- なんでも国際化がいいというわけではない。真の国際人になるには、まず自国のアイデンティティを尊重することだ!! 自分の国を愛せない人は、世界を愛するなんてできない。なんて訳わからないこと書いているけど、今回の宿題はもっとわけ分からないです。今までで一番むずかしい。これはどうしたものか…。
風邪で休んだので提出おくれました。悔しいです…。
- 国際人:はて何でしょう。きっと Calculus がわからなくてもなれるでしょう。
国際性:色んな風に自分とは違う人がいることを認めること。
その他:いくらやっても思いつかないところがいつものようにありました。解答が気になる。
- 幅広い視野が大切だと思います。
- (ICUが私を)Exchange(に行かせること)…。
- 自分が国際人かどうか考えることなしに振舞う人が国際人。
隣近所の人とトラブルがあったりもめたりしても、総じて見れば円満にやっている人。
相手の文化・宗教・思想等でどうしてもなっとくがいかないことがある場合に「あなたの方法はどうしても私は理解できないし、受け入れられないが、あなたの生き方を私は否定しない」と言えること。
ICUの国際性は、日本以外の文化圏へ踏み出せる可能性が十分にあること。そこにいる人が踏み出そうとするかどうかが重要。
自分の国際性は、日本文化の姿勢も他文化の姿勢もごったまぜにして吸収できるようにすること。
- 2回目です。”World Citizen”。ちょっと具体性に欠けるけど「世の中の出来事に関心をもって、何かしら行動をおこしている人。」ですかね。
- 各国に対して異質であると考えずに、文化などを理解して、いい意味で違いをとらえられる人。日本人は、島国に住んでいるせいか、日本人の視点しか持っていないと思う。僕に限らず、海外に住んでいた人などは日本に帰ってきて、日本人と接すると日本人がいかに偏見的であるかがわかる。
今回は前回よりもさらにきつかったです。とういか図がかけません!絵が苦手なので。
- From my experience, tollerance and understanding (also curiosity) on a personal level is the basic for intercultural relations. Without being open minded and tollerant to other ideals, values ..., there can't be a good relation. Tranfering this to politics and society, one can get an idea of how to ideally act in this field as well.
数学は以前とくらべて大分できるようになりましたが、まだまだ…。たくさんできないところはあります。満足できません…。
- 国際人ってテリトリーの広大な人。私とは違う。
- 国際人とは、自国の知識を兼ね備えかつ、他国のそれも同等に持ち合わせ、活用している人。よく帰国生のことを立派な国際人だねと言うけれど、帰国生の多くは、自国の言語・文化をちゃんと理解していないことが多い。自分も含め。英語が話せる=国際人という安易な方程式は成り立たないと日本人は早く気付くべき。
ICUの「国際性」にとって必要なこと。国際性とはちょっと違うが、あまりに外に目を向け過ぎて、日本内では、Isolated 気味なのでは?
自分に必要なこと:日本をもっと知るべき。日本語を話す時には、英単語は使わない。つまり日本語の語彙力が貧相だから増す努力。
今回のもんだいがさっぱりわかりません。
- 考えを持っている人。でも考えをディスカッションしたりする必要は必ずしもないと思う。そういう意識は逆に欧米的視点の一辺倒になりかねないのではないかと思う。あとは人間を人間として見られる人。
英語に縛られない。国際的思考に縛られない。意識しすぎない、こと、でしょうかね。
- 日本の歴史・文化について自分なりの解釈を持ち、日本人であることに誇りを持って外国の人と接することができる人になりたい。
- 自分の価値観のみで、他者の文化を性急に判断しない人。けれどもどこかに、ゆずれない哲学もかねそなえていなければならないのかも。たとえばICUにとっては、X'ty。つまり、C→Iとなりうると思う。自分はそれをICUに学びに来たのかもしれない。
- 「国際人」:自国も他国も知る人。
「国際性」にとって必要なこと:日本の文化を知ること。そして、今世界で何が起こっているかを把握しておくこと。
- こっちも難しいですね…。国際性のある人というのは異質なものに対する寛容性と誰とでもともかくコミュニケーションしようとする意志をもつ人だと思います。私は、どちらも足りない気が…。
今回は積分範囲を図示するだけで大変で時間が足りませんでした。(休みがあるとちゃんとその分やらなくてはならないことも増える。)次回はラストなので満点目指してがんばります。
- 坂本龍馬は、日本人が藩の意識を持っていた時、自分を日本人だと思っていました。ジョンレノンは、"Imagine there is no country" と歌いました。別に意識を特別にもたなくていいと思います。風あたりは強いかも知れませんが。
- ICUのそして自分の「国際性」:Flexibility
- 国際人:異文化の中でも自分の才能を発揮できる人。異文化の人からも認められる人。
- ことば(英語とか)がうまく話せなくとも、いろいろな文化、習慣に対して自分の持っているものとは全く違っても、それを受け入れて、理解して、共感できる人間性(?)のような物が必要なのではないかなーと思います。
まずは懐の大きい上の様なことを一つでもできるようになれたら良いと思います。
問題あまりわかりませんでした。ごめんなさい…。
- 自分の国の文化や歴史を知り、また相手の国について知ろうとする人。
- 国際人:多種多様なそれぞれの国の文化を受け入れて総合的に考えられる人。
頭を軟らかうすること!本を読むこと!日本についてもっと学ぶこと!
- 「国際人」その人のひとがらを含めた他国との文化の違いを理解できる人。
必要なこと:異文化交流が必要。
- 「国際人」:地球人。
必要なこと:平和。
- 国際人とは、自分の中では、あらゆる考えや文化の違いをもつひととでもコミュニケーションがとれる人だと思います。
自分に必要なものは、もっと他人の考えを受け入れられる大きな器です。
- 異文化理解。現在、寮で様々な国の人と暮らしていますが、文化的背景によって「常識」が異なるので、まずその事を認識しないと良い関係は築きにくいです。
- 二、三か国語話せて、国際情勢に精通している人。
- 国際人とは:世界中で通用する人。
ICU:セプテンとエイプリルの対立をなくす。
自分:言語修得。
- 違いを違いを思わないことが必要。
国際人:差異を尊敬できる人。差異を優劣とせず、特徴とできるひと。
必要なこと:愛。
- (1)まず、現在の世界では英語を話せることが必須である。そして国境など関係なく、活躍できる人。
(2)他国の人とコミュニケーションをとるために、まず、自国の文化の理解が必要だと思う。
- 私もこれについては何とも言えないです。そもそも国際人なんて存在するのでしょうか。いたとしてもごく少数でしょう。世界中の人とコミュニケーションがとれ、さらには全人類に共通する人間としての最低のモラルをもち、相手がどう育ち、文化や顔つきが違うからといって変に賛成したり反対しないことが必要でしょう。今、多くの日本人も外国に住んだりするようになりましたが、それはその国と日本の2国間だけです。考えれば考えるほど難しいです。ただ、今考えられるのは国際人(=色々な国、文化、社会体制、身分、職業、家、家族関係、言語…に関係なく fair な人間関係が築ける人)になるには万人の人の心を自ら感じ考え、より純粋で人間たる美を極めついた人がなれるということです。そのためには、上流階級の人達がたくさんいるような国家間関係の仕事に似たことをするより、文明からいって低辺の人達と接し、人間とは何か、ということを問い続けることが大事だと思います。ICUは教育を提供する側として、そのような難題を、生徒に問いかけ話し合いをさせたり「考えさせる」ことが必要でしょう。ただ、大学というのは、知識を供給する場です。この二つをどう組み合わせて生徒を次の段階に導くことができるかを考えて、うまくそれをこなすことのできる教授陣が必要です。でもこれに関してはよく分かりません。ICUにいらっしゃる教授方はどのような方がいらっしゃるか今一つよくわからないです。
学生へのメッセージ
- たくさんのメッセージをどうもありがとう。このタイトルに似た「国際性」に関するメッセージは、特に一般教育科目の授業の欄にたくさん書いてあります。わたしも毎年考えて、いろいろなことを書いています。興味のある方は、読んでみて下さい。特に、このクラスはかなりの割合の受講生が理学科1年生ですが、私が最近教えている一般教育科目の「数学の方法」は、理学科生以外となっています。学年もかなり広がりをもっています。そのような人たちが「国際性」「ICUのそして自分の…」についてどんな考えを持っているかをみてみるのはとても興味深いと思います。もしかすると他の人のこのタイトルに関する考えを知ろうとすることが「国際性」の一歩かも知れませんよ。
- 今回の小テストは難しかったですね。申し訳ありません。球面座標と円柱座標両方を使える問題で、演習の問題にも、教科書にも出ていない問題を考えているうちにかなりの時間を使ってしまい、今回は週末を含んでいるからいいかなと選んだ問題が今回の2問でした。数学で0点をとったのははじめてというひとも多いかな。提出の時よく分かっていなかった人はもう一回提出してみて下さい。正直に言うと、円田先生と私も最初、答が一緒にならなかったり、私自身も二つの解き方で答が同じにならなかったり苦労しました。変数変換をつかったこれら二つの解き方以外に、もともとの (x,y,z) の座標(直交座標といいます)を使っても解くことができます。後半の問題はどうにかなりますが、前半の問題はかなり大変ですね。一変数の積分の公式を使うか、一変数のレベルでうまい変数変換を何回か施さないと解けないと思います。形を描くのも難しいですね。上手に描けなくても、どういう図形か把握できないと変数変換のときも困ります。形をみれば、球面座標や、円柱座標の方がきれいに記述できそうなのは、当然ですね。大変な問題ですが、いろいろな要素が含まれています。是非、完全解答まで至って下さい。
- 1月に宗教音楽センターで講演をしました。専門とは程遠い音楽のはなし。テーマは、アメリカのキリスト教会において音楽の好みの違いによって一緒に礼拝が持てず、ある意味の分裂が進行している。好みを越えるものは何か。というようなテーマでした。わたしにとっても到底答えることのできない問題ですが、この背景にもある意味の「国際性」の問題がひそんでいます。70年代、ベトナム戦争が終り、なんとなく灰色の雰囲気のアメリカで教会から若者が去っていった。それをつなぎ止めるように新しい教会でおこってきたのが現代の若者の音楽を取り入れた礼拝です。そういう教会には若者が集まってきた。しかし若者に戻ってきて欲しかった上の年代の人たちは、その音楽に平安が得られず、一つの教会でもべつべつの礼拝をもつようになった。今は単に年齢の差だけではないが結局このみにあった礼拝形式、音楽によって教会が分かれていく傾向にあり、それぞれの教会に同じような嗜好の人が集まっている、ということについて考えたわけです。教会のように一致を求めるところですら一つになれない。アメリカだけでなく、多様な人が住んでいるところでも、結局、好みのあった人同士で基本的な生活をしてしまう。それが楽だから。そのほうが楽しいし、ぶつかり合うことも少ないから。他の人の生活を否定するわけではないですよ。その人たちは別のところで別の楽しみ方をすればいいでしょう。という生き方ですね。この他のいき方を認めて自分たちは、好きなもの同士であつまって生活する。これこそが私は、今の問題の根の深さだと思います。地球レベルで協調しなければいけない問題については、個人レベルでは他者に寛容な顔をしながら、政治の責任にして、知らぬふりをする。これでいいのでしょうか。
- ICUの中の、エイプリルとセプテンのことを書いてくれた人がいますが、OYR も含めてどのようなコミュニティーを目指せば良いのかわたしにも良く分かりません。皆さんひとりひとりがその問題を考えながら、個人個人でこの答を考えていただきたいと思います。遠くにいる人を受け入れるのは簡単ですが、近くにいて一緒に何かをしなければいけない人を受け入れるのは簡単ではありません。本能的嫌悪感を抱いてしまう相手に対して「こんなやつは人間じゃない」といったことを乗り越えて、人間の定義が地に足がついた形でみなさんひとりひとりの中で広がっていくことを願っています。数学に本能的嫌悪感を持っている人もそれを乗り越えられるといいですが、それは教えている先生の問題かな。
QUIZ8 : 聖書を読んだことがありますか。キリスト教について、ICU の「C」について。
- あります。私はキリスト教ではありませんが、どんな人にとっても大事なのは、1人1人がいろいろな意味で何を一番にすべきなのか、よく考えて、生きることかと思います。
- プロテスタントの祖母がすすめてくれた。遠藤周作の聖書の解説本を読んだことがあります。教会としては遠周は邪道らしいのですが、面白かったです。キリスト教はかつてニーチェによって弱者の教えだと言われたこともあるそうですが、キリストは強烈に強い宗教家(預言者)だったのだなーという感想を持ちました。
- あまり読んだことはありません。そして特に読もうとも思うこともないのですが、鈴木先生はどうして読み始めたのですか。
- キリスト教概論の中で読みました。天地創造についての解釈が非常に面白いと思います。私は特に信仰を持っていませんので軽々しくキリスト教については言いたくないのですが、キリスト教主義に基づいているならではの ICU だなと、認識しています。
- 特に神だのみの時に読みます…。落ち着く気がするから。I-Week と C-Week があるのなら U-Week はないのかなっと。
- 現代の学問の多くが西洋文化に根ざしているのを考えると、キリスト教を知ることは非常に重要だと最近感じる。科学分野であってもその始まりは宗教と密接につながっていると思えてならない。そのような点を認識できたのは ICU にいる強みの一つと思う。ICU の C については、強制的でないところが良い。C がないあるいは弱いという意見があるが、C に関する行動やクラスは多い。学生側がそれに対してどう向き合うかが問題なのでは。強制的でないからこそ、私は C に対して興味を持つことができ、多少は偏見をなくしたと思う。信仰は持たないが、これだけでも重要では?
- 思考の空間が広がるから、かな。
- あります。ICU の C は学校の生活にあまり意味を持っていないように感じる。
- 聖書はちょっと読みますよ。教会とかでも Scripture Reading ありますし。でも、あんまし理解してませんね。でも、そんなんで、自分はよいかな。ムズカシイ部分に入る時ではないと思うし。聖研とか、そこまで自分は深く入れない。カナ。ICU の "C" ですかね。C-Weeker ですが、うまく言い表せないですね。うーん。私は ICU に "C" は必要だと思います。教授に C-code があるのも、教授の授業や言葉にかげに "C" が表れているんじゃないかなと思うから、そこから ICU の "C" につながるんだと思う。それは、キリスト教というよりは、キリスト教の精神ですかね。だから、もうちょっと、インクリとかよりも、キリスト教の精神を知ってほしいなぁと思うんですけどね。
- 聖書を読んだこと:軽く眺めたことがあるぐらい。
ICU の「C」について:ICU に入ってキリスト教を含め、宗教というものを少し意識した。暇な時にでも聖書や宗教関係の書物を読んでみたいと思っている。しかし、キリスト教概論はあまり興味を持てる講義ではなかった。
- 聖書は、キリスト教概論をとっていたときに、部分的に指定されたところだけ読んだことがあります。鈴木先生の授業は、この Calculus II と GenEd の数学の方法をとったことがあるのですが、メッセージ欄にまともに書くのはこれが初めてです。ごめんなさい。毎回クイズが出るたびに今度は何か書こうと思いながら書きそびれて出していました。でも、決して無視していたわけではなくて、質問の意味を考えてみたり、他の学生がどんなことを考えているのか HP で読んだりしていました。あと、個人的には数学は、高校生の時に全く勉強せずに授業についていけなかったことでずっと苦手意識があって、今もそれが払拭できてはいないのですが、ICU に入って先生の授業を受けているうちに、きちんと授業を受けて自分でも手を動かせば、いくら苦手とはいえ、なんとかなるし、最初から放棄しないことが大切なんだと気付きました。ありがとうございます。ただ、最近では根っからの怠け癖が再び出て冬の冷え込みを下らない言いわけにして、ダラダラしてばかりいます。そろそろ春も近いし、私自身10代があと1カ月強で終ってしまうので、残りわずかですが、大学生活を無駄にしないように気合いをいれていこうと思います。
- 聖書は読んだ事ないです。「C」については全く何も思いません。
- 創世記は読みました。キリスト教とのつきあいは、High からですが、特に神を信じるようになったとかはありません。ICU の Christian Code は日本でも数少なく、高校よりも大学の方が Christian を表面的に出している気がします。
- 創世記を読んだことがありますがよくわかりませんでした。ICU にいるけれど、キリスト教については特に実感したことがないので何とも言えません。
- すこし。それがあるからこそ、ICU。世の中で大切なものは多様な視点だと思うのだが、ICUは確実に C の部分によって、それに近づけているはず。
- I never thought of Christianity before I came to ICU, but after I'd taken Intro. to Christianity, I realized that ppl. believing Christianity have a peace in their mind, and I really like those character!!
- 幼稚園がミッション系だったので、卒業時に頂いた子供向けの聖書は、小学校のころに通読しました。きちんとして聖書は、今学期にとっているインクリで読んでいます。私はクリスチャンではないけれども、読みものとしても結構面白いと思いました。ICU の C についてはよく分かりません…。でも、日本では創唱宗教の信者に対する偏見が強い気がするので、日常的に彼らに接する機会があるのは、良いことではないかと思います。
- 聖書は読んだことはありますが、全部ではありません。正直、この学校を選んだ時も、現在も、キリスト教についての関心がありません。インクリも受けたのに…。
- ないです。でも、朝のラジオで聞いたことがあります。「おーっ」と思うことはあります。でも、仏教が好きです。お経を読むと想像力がつきます。物理にも役立ちます。いつか、キリガイをとってキリスト教に触れてみたいです。
- あります。全部ではないですが。ICU の「C」の最も重要な部分であるインクリの、現在とっている内容はあまり良くないと思う。インクリの先生の信仰が疑問だ。
- 中高6年間読みましたが、よくわからなかったです。また、4年間考えてみます。
- 高校の授業で少しだけ読みました。ICU の C は普段あまり感じません。C-Week やクリスマスには、イベントがたくさんあって驚きましたが。ICU にいないと参加する機会はあまりないと思うので、卒業するまでにいろいろ参加してみたいです。
- あります。
- 高校の時に読みました。とくにえらい司祭さんとふつうの人と差別される人たちがケガ人を通りがかりに見つけて「誰がその人の隣人になったと思うか」という話に感動しました。
- 中・高と聖書の授業が週1回あり、みんなで聖書を読んでいました。ICU でも聖書や礼拝に触れる機会があり、これからは積極的に参加していけたらいいと思っています。
- あります。キリスト教の人と話して、その人の思いや信念を聞くことはとても勉強になると思いますが…。ICU の様に授業として単位をつけ点数を決めるのは良くないことだと思います。本当にそれが残念です。
- あります。キリスト教はすごいなと思いますが、自分の信仰に取り入れようとは思えません。
- キリスト教概論で少し聖書を読みました。自分は、この世を創造した「何か」はいると思うけど、それが聖書で説かれているような「正しい神」だとは思いません。なぜなら、神が正しいのであるなら、この世に不正が存在するはずがないと思うので。
- あります。創世記のみですけど。地球を創造したのは本当に神なのですか?
- 中・高とカトリック系のミッションスクールだったので、宗教の授業で読みました。ICU では C の存在は薄めだと思います。そこが好き。
- 聖書は読んだことはありません。でも私は神を信じていないので、読みたいという気持ちもありません。
- ちょっとだけある。神様はそこまで力はないと思う。
- 聖書は中学一年生〜今、読んでいます。キリスト教について勉強中ですが、キリスト教は私にとっては生きる道しるべ or レーダーのようなものです。人は宗教をもっていないと言っても、自分の中で何かにすがる時(うまく表現できません…)があると思うんです。その時の何かっていうのは、宗教ににていて、私はキリスト教に出会う前は、そんな自己流の変なものを持って生きていくと…失敗というか、ハッキリした信念ではないので、良くない方向に流れてしまうところがありました。ICU の C について。とても重要だと私は思います。なぜなら、キリスト教という柱があることで、私がキリスト教と出会った後のように、柱というか、。筋がとおると思うんです。また、宣教しないという ICU の姿勢も大切だと思います。私は、長くなるので…、というか、頭がこんがらかってきたので、この辺で終りにします。
- ありません。宗教問題を理解するために、宗教を何か一つ学ぶのは大切だと思う。
- 読んだことあります。例え話がおもしろい。奥が深いと思います。
- たぶんクリスチャンです。
- ICU の「C」は Christianity の C であります。そしてこの C は平和がこめられていると思います。
学生へのメッセージ
- このテーマについても他の箇所にたくさん書きましたので、受講生のメッセージとあわせて読んでみて下さい。
- 皆さんは、国際基督教大学に入学した時、周りの方々から、キリスト教という宗教の名前が大学の名前の一部に入っている大学に行くことについて何か言われませんでしたか。皆さん自身、なぜキリスト教大学なのか考えたこともあるのではないでしょうか。そして、教授会メンバーについては、キリスト者条項という決まりがあること。皆さんは、それなりに、自分から選んでこの大学に入学してきたわけすが、これらの部分はない方がいいと思ったことはありませんか。リベラルアーツの大学で、国際的で、教育に真剣に取り組んでいれば、キリスト教主義の部分はなくて。新しく最近できた、国際教養大学とか、W大の国際教養学部とか。残念なことにこれらには、自然科学の分野が欠けているようですが。ともかく不思議に思うこと、なぜだろうと思うこと、それを真剣に問うこと、考えることが、科学も宗教も哲学も人間の基本的営みの最初の一歩だと思いますがどうでしょうか。
- 今年度、私たちの大学は文部科学省の COE (Center of Excellence 研究支援) に「平和・安全・共生」で、COL (Center of Learning 特色ある大学教育支援プログラム) に「責任ある地球市民を育むリベラル・アーツ」で選ばれました。特に、後者の方は、申請に関わったので、このタイトルにも特別な思いがあります。このような文部科学省の支援の仕方がいいとは思いませんが、何が良い教育なのかを判断する基準に対する合意がありませんから、このようなプログラムで、教育についての様々な特色ある取り組みを選んで紹介し、皆で考えるという意味で、大学の教育改善のスタートとしては価値があると思います。採択された取り組みの公表ということで、1月にポスターセッションがあり、私は大阪に説明に行きました。その時使ったポスターの縮刷版は私の研究室のドアに貼ってあります。興味のある人は見てみて下さい。さて、採択されるには、まず書類審査 (paper referee) である程度まで減らしてから、聞きとり調査があり、最終的には80の取り組みが採択されました。この聞きとり調査に、私も行きましたが、20分間のプレゼンテーション、10分の質問。質問で聞かれたのは、教養学部の上の大学院の充足率が低い(定員が満ちていない)ことと、キリスト教主義のことでした。大学の名前にも入っているキリスト教主義、大学の三つの使命(国際主義・キリスト教主義・リベラルアーツ教育)が、カリキュラム上でも、大学の活動としても他の二つと比べて弱いのではないか、という質問でした。皆さんはどう答えますか。
- 実際に答えたこととは違いますが、少し私の考えを書かせて下さい。私は、キリスト教主義またはその精神が創立以来ICUにはずっと受け継がれ、今もいきいきとしていると思っています。キリスト教主義大学によっては、殆んどの科目名にキリスト教という言葉が入っているところもあります。ICUでは、必修は3単位のみ、他の授業科目にいくつかキリスト教という名前の入った科目はありますが、そう多い方ではないと思います。では、何がキリスト教主義か、キリスト教主義という看板を下ろしてしまっても同じ種類の教育はできるのではないかという疑問に対して、一つの項目に限って今日は書いてみたいと思います。それは「リベラル・アーツ教育」の中心的な部分「閉鎖的・排他的・自己中心的な価値観から、開かれた価値観へと自己を解放(リベラライズ)していくこと。」この背景には「神以外の何ものをも神(絶対的価値)とせず」(2003年度教養学部要覧5ページ)、という神に対する自己の相対化、人間という存在の絶対化も許さない、謙虚さと、神が造られ愛しておられるすべてを同じ被造物として愛することがあると思います。キリスト教の中心は「神を愛することと、隣人を愛すること」と表現されますが、そのように自己が変革されていくことを中心としておいているのが、リベラル・アーツ教育だと思います。教養学部要覧の中の3つの使命と、教養学部の最初に書いてある部分を参照してみて下さい。
- 開かれた価値観へと解放していく、または、されることは、もちろん学生だけでなく、教員にも同じように必要なことです。そして、誰にとっても簡単ではないことも事実です。そしてその背景には、20世紀前半に二つの世界大戦をしてしまった、なにかこれは教育が間違っていたのではないか、という反省があるわけです。科学は進歩しても、平和に兄弟姉妹として暮らすことができない。これはおかしい。平和をどう求めていくか、そのもとで同士があつまり実験として、国際主義とキリスト教主義にのっとったリベラル・アーツ教育をこころみようとスタートしたICU。わたしはまだこの実験が続いていると信じて、その実験に参加するため他の大学から移ってきました。ちょっといれこみすぎかな。
- 整理すると、人間は「閉鎖的・排他的・自己中心的な価値観から、開かれた価値観へと自己を解放される必要がある。」それは自然に得られるものではなく、成長させて下さる創造者である、神様に信頼して、水や栄養を与えながら育むことが必要だということを核として持っているわけです。学問という真理探求の営みの中でも、ある理論を絶対化したり、閉じた世界の価値観だけで判断してはいけない。これらの背景はキリスト教以外にないというわけではありません。しかし、この大学はその基礎をキリスト教においているわけです。この核がないと、教育が技術論になってしまう、または、議論できるのは、技術的な部分だけになってしまうと言うことではないでしょうか。私は、「教育は人間がより人間らしくなる営みの支援」だと表現することにしていますが、一般には人間の定義は多様です。それはそれで良いと思いますが、その議論なしに、単に、この問題を解けるようになるにはどのような方法が良いかということを教えるのが教育ではないと私は思っています。ほんの一つの項目に限ってその背景のキリスト教について書いてみましたが、ICUでのそれぞれの営みにキリスト教主義が満ち溢れていると私は、思っています。どうでしょうか。
- 最後にひとつだけ。「開かれた価値観へと解放されることが一番むずかしいのが、宗教を信じている人ではないか。」という問いについて。わたしはその通りだと思っています。一つの宗教を信じているために、むずかしくなっているのは、キリスト教ももちろん例外ではありません。しかし、聖書で語られている、イエスは、その様な社会に来て、「閉鎖的・排他的・自己中心的な生き方」から「神ご自身」に目を向けることを説いてまわったのだと思います。そして、かつこの「解放」は人にはできない。神にのみ可能だとして、その道を示されたのだと思いますが、どうでしょうか。人間は本当に難しいです。
- 今日は、ちょっと調子に乗って書き過ぎてしまいましたね。他のところにはまた大分ちがった調子で書いてあります。学期中、週一回我が家でオープンハウスをして、聖書を読んで、いろいろとおしゃべりする会を持っています。今年度はあと一回ですが、春学期にはまた掲示を出します。興味があったら、一緒に聖書を読んで、ICUのことや、様々なこと話しませんか。簡単なホームページも作ってあります。
Final: (1)この授業について。特に改善点について。
(2)ICUの教育一般について。特に改善点について。
- (1) 私は4年生で就職活動もあるので、なかなか授業に参加できませんでした。この授業はファンデということもあり、1年生が多いようで、意欲もあり、出席率も高いものと思いますが、4年生の段階になって単位数の問題で履修したものには大変な日程でした。例えば、毎回の Quiz の提出期間も翌日の昼までとなっていて、これでは両日とも必ず大学に来なければ10点は取れません。もう少し幅広い視点で学生を捉えていろいろな質の人間がいることを考えて欲しかったです。
(2) ICUの教育は、少人数性を強調する割に、絶対評価によるところが大きいです。点数化の基準が一定であるために学問の理解より、いかに高得点を取るかを優先しています。それが結局のところ理解につながるかも知れませんが、多くの場合はファイナル前の一夜漬けやレポートのコピーなどムダな時間を費やしています。果たして、評価というのは理解のみによるものかということです。
この単位を落とすと卒業が厳しくなります。あまり授業に出席できなかったのは事実ですが、今後もこの分野を学んで移行という意志と、数学に対する興味を得られたこともあります。是非ともご配慮をお願い致します。
- (1) 大変わかりやすかったです。自分の出席率が悪かったのが悔やまれます。
- (1) ムズかしかったでーす!!でも、NS 文化を知れた気もしますので、良かったです。スズキ先生に会うのも楽しみでした。改善点は特に。しいて言えば、1回で、567がいいです。あと演習はもっと少人数がいいです。
(2) 教育一般はですね、GE とか、もっと少人数がいいです。
- (1) 鈴木先生の講義はわかりやすく、また、構成も良かったと思う。
(2) 一番思うことは、GE を廃止した方が良いと思う。GE は ICU の教育の一つの象徴かもしれないが、これを廃止して、Elective を Hum. 〜 Is. などから選択するというようにしたほうがいい。時間がなくて書けませんでした。
- (1) 説明は分かりやすかったですが、割と肝心な所でさらりと流されてしまったりするところがありました。でも、頻繁に Quiz があったので、勉強を怠らずにすみました。
(2) 特になし。
- (1) 分かりやすい授業で楽しかったです。テストはよく分かりませんでした。
(2) ICU の教育について、なんでもとれるとはいいつつも NS生だと、なかなかそういうわけにもいかず、案外狭いんだなぁと感じます。
最後に一言。やっぱりテストできないと気が重いです。
- (1) とても challenging なコースでした。Calculus I in English とはレベルの差が激しくて、驚きましたが、このクラスを受講して良かったと思っています(またとらなければいけないかも知れませんが...)レベルは高く、自分の力不足を実感しました。改善点は、演習は567限にするべきだと思います。そしたら、延長しても遅くならないので、また、講義と演習の問題があまりにも違って困りました。
(2) ICUの先生方は英語と日本語の terminology を使ってくださるので、私みたいな生徒には大変助かります。また、先生に分からないことがあったら、いつでも聞きに行ける雰囲気があるのがいいと思いました。
学生へのメッセージ
- 期末テストが難しく、コメントを書いて下さる時間が無かったようですね。今回の期末テスト、正直すこし、欲張りすぎたかなと思っています。一つ一つについては、いずれ、ホームページに、書こうと思っています。
- 久しぶりの Calculus II。実は、わたしはこの授業が苦手なのですが、今回は積極的に取り組んだ効果もすこしあったかなと思っています。ただ、一般的には反省点ばかり。ゆっくり準備の時間がとれないことも何度もあり、皆さんにご迷惑をかけました。今回は、私が ICUに来て以来、Calculus II としては最大の人数でした。そこで、演習、特に、水曜日はいくら何でも多すぎましたね。演習の人数についても、考えられると良いのですが。検討してみます。
- 今回は別として、メッセージもたくさん書いてもらい、本当に刺激になりました。何で数学の授業でと思った方も多いと思いますが、学習は人間の成長の一部分ですから、広くいろいろな問題を考えながら、今向き合っている、問題と取り組むのがよいと思っています。数学が、嫌いな人も、好きな人も、さらに深い、美しい数学に触れてもらえるとうれしいと思っています。このあとは、Calculus III へとつながります。Calculus II は多変数の関数でしたが、値は一つでした。今度は、ベクトルのように、いくつかの値を取る(ベクトル値)関数の微積分を学びます。これが、曲面論や、幾何、多様体の理論などにつながっていきます。もう一つは、数学通論 Basic Concepts in Modern Mathematics I, II, III です。これは、数学の基礎です。計算ではなく、理論としての数学を学ぶ基礎で、今までのことはあまり使いませんが、論理的に積み上げていく、高校までの数学とはだいぶん趣の違った数学が始まります。春学期は、集合と代数系で、私が教えます。興味のある方は、是非、取って下さい。違った世界に触れることができますよ。
- 一学期間どうも、ありがとう。来年度は Calculus II は教えない予定ですが、これからも少しずつ改善していきたいと思っています。機会があればまた一緒に数学を楽しみましょう。(完)