ALGEBRA III

(代数学 III)


予定表

月・日 タイトル 内容
12月10日 体の拡大代数的な元、最小多項式、拡大の構成、同型
15日 拡大の次数と作図問題次数の定理、作図可能性と拡大次数
17日 演習
22日 演習
1月 7日 自己同型、不変体、分解体ガロア群、分解体と自己同型の関係
12日 正規性と分離性正規拡大と分解体、分離的な元
14日 演習
19日 演習
21日 中間試験
26日 次数と位数拡大の次数とガロア群の位数に関する定理
28日 ガロアの定理基本定理とその証明
2月 2日 演習
4日 演習
9日 べき根による解の存在群の可解性、べき根拡大のガロア群
16日 ガロア群の可解性方程式の可解性と、ガロア群の可解性
18日 演習
23日 演習
25日 ガロア群の計算超越数について、または、演習にあてる可能性もあります。

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参考書

(Algebra (代数学:群、環、体、加群、代数)の教科書)

(ガロア理論、体論の参考書)

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ALGEBRA III で学ぶ、ガロア理論について

ガロア理論は方程式の解の研究から出発したものです。二つの体の中間にある体を調べるためには、より調べやすい、自己同型群の部分群を調べれば良い、ということを主張しているガロアの理論を中心にしていますが、難しい構造のものを調べる時、調べやすいものとの対応を考え、調べやすいものの方を調べることにより、元のものの構造を考えるという、数学においては非常に大事な手法が、うまく反映されている数学でももっとも美しい理論の一つです。
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