2003年から15年間「聖書を一緒に読んでみませんか」とディスカッション・スタイルの聖書の会を学内住宅で続けてきましたが、わたしの退職にともない、学内住宅から転居することになり、2018年12月20日の会をもって、この会を閉じることになりました。退職後、約一年たち、再開するのであれば、そろそろはじめないとという気持ちもあり、実験的にはじめることにしました。いつまで続くかは不明ですが、すこしずつ、ていねいに読んでいく、交わり（コイノニアでしょうか）の中での学びは、貴重だと思っています。わからないことをたいせつなこととし、なにを聞いてもいい、なにを言ってもいい、なにも言わなくてもいい、互いに、そこに参加している他者をたいせつにするこころは失わずに、続けていければと願っています。一般的にクリスチャンとは呼ばれない、求道者や、聖書やこのような交わりに興味をもって参加しているかたもおられます（そのようなひとの方がおおいかもしれません）が、わたし自身も、道を求めながら生きていく、求道者の一人として、参加者の方々の言葉に耳を傾けながら、聖書のことばに向き合っていければと願っています。会の起源からも、わたしが勤務していた大学の学生や出身者が多い特殊なグループかもしれませんが、基本的には、Inclusive Diversity 包摂的多様性をたいせつに、ひとり一人を Welcome 歓迎できる会であることを願っています。 今後、どのようになるかは不明ですが、２人以上の参加者がいる間は続けたいと思っています。